2006.7.18 殺人光線

きっこの日記より。悪魔の手先が作った最新兵器に関するレポートがこちらに。25分のムービーだが、必見だ。

こういうのを開発する連中は、いつかきっと自分に同じ武器が向けられるだろうと言う思考ができないのだろうか。脳味噌を瞬時に加熱して生卵よろしくふっ飛ばす程の高出力マイクロ波。ミサイルを破壊するための高出力レーザー技術から転用された、対人レーザー兵器。ここには、まさに悪魔が宿っている。

悪魔の仕業と言えば、目次に貼っているボディーカウントもそうだ。数が1万を超えてからは、もう麻痺してしまって、もう4万にもなるというのに何にも感じなくなっている自分がいる。イラクに生まれたと言うだけで、罪もなく殺されて行った4万人の人々。余りに多くて、全く想像できない。

カリフォルニアのYosemite National Parkに向かう途中に、Mariposaという小さな町がある。Yosemiteの村内はホテルを取るのが難しいので、ここを基地にすると良かったりする。ひなびた中華料理屋があって、いかにも田舎らしくてのんびりした所だ。Mariposa County全体でも、人口は17000あまり。4万という数字は、この美しい郡が二つ滅亡するに余りある数なのだと考えると、ぞっとする。

2006.7.10 二極化

WBSを眺めていると、二極化が順調に進んでいるのを感じる。例えば、江ノ島にプライベートビーチ出現。一日1万円で、庶民とは隔離した空間を満喫できるそうな。なんかすごく戦前ぽい気がする。

さらに、ウェスティン東京のエグゼクティブプランとか言う部屋は、専用ラウンジがあって庶民とは食事も寛ぎも別空間。これもまぁ、貧民はどいてろと言う感じだな。

中流が無くなるのは、不便だなぁ。

2006.7.5 電報料金

急に電報を打つ必要に迫られ、ついメールの感覚で文章を綴ったらとんでもない金額に。5字ごとに90円だとぉぉぉぉ?? 時代錯誤も甚だしい。しかもなんだ、慶弔だと特別料金??

次からはこういうところを使った方が良いかも知れない。誰か結婚しないかな。

2006.7.3 愚痴が無くなった

先日、会社を辞めるU君と食事をした時に、Kさんから「最近日記に愚痴が無いよね」と指摘された。うーん、これは一本取られた気分。自分は常々愚痴っぽい人間だと思っていたけど、今の会社に移って1年、愚痴パワーがすっかり低下したらしい。

これにはいろいろ原因が考えられるけど、おそらく仕事がそれなりに充実しているというのが大きいんだと思う。古くからいる人達は、会社に対する不満もそれなりにあるようだけど、僕等社外から来た連中に言わせれば、全然不満のうちに入らないものばかり。儲かってる会社って言うのはこういう雰囲気なんだなーって、中途組はいつも感心している。

あとは、同僚に恵まれている面が大きい。前の会社では、自分の半径十数メートルにしか味方がいなかった。今は、100人のチームがみんな味方。もちろん内紛も多少の人間関係トラブルもあるけど、目指すべきゴールは共有している。工場の人達は職人堅気できちんとしていて気持ちが良いし、唯一不満と言えば空調が夜7時で止まるくらい。

日経の求人広告を切り取り、こっそり会社説明会に参加したのが2004年の11月。人生、何が転機になるかわからんもんだな。


[2006.6]