社会人１１年めにして大学に入って、密かに期待していたのが「教育訓練給付金」という仕組み。雇用保険に加入している期間がある程度長ければ、最大１０万の支援が得られると言う制度。

先日、最後の試験に合格して、いよいよ修了となるので、学科事務室に問い合わせてみたのだが...

なんと、「教育訓練給付制度は理工学研究科は対象ではない」のだそうだ。 ががぴーん。それってちょっとどうなんですかー。

すっかりこちらには物を書かなくなってしまってsage状態なので、ageておく。といっても映画ネタ。

ジブリの新作であるゲド戦記は、早くも大コケが保証されたような状態になっている。何しろ、褒められているのは静止画と歌だけで、演出もシナリオも評価がメタメタなのだ。昨年公開のハウルも、ジブリにしてはずいぶん賛否の割れる作品だったが、今度のは、賛否が割れてない。ほとんど、「否」しかない。これはジブリが公開する映画としては極めて珍しい。これだけ悪評が立つと、試しに見てきたい気もするが...わざわざ金を払ってがっくりしに行くこともない。

監督も、スタッフも、若手だけで作ったというゲド戦記。ジブリ品質を期待して投資した配給元、マスコミ各社、特にNTVのダメージはでかい気がする。 プロデューサのインタビューからは、何とかして世代交替を図りたかった内情が透けて見えるけれど...責任を取るならプロデューサーになるのかな。

もっとも、映画そのものがさっぱりわからない展開であるなら、案外、今回の件で一番儲けるのは原作を出している岩波になったりして...