離乳食を作るのにフードプロセッサが欲しいと言われて、いろいろ調べたのですが、 やっぱり専門メーカの物が良いだろうと思って、Cuisinart のDLC-1Jを買いました。値段は6000円程と安かったのですが、非常にコンパクトでかっちりとした作りで、そこいらの安物とはちょっと違う雰囲気。付属のブレードは小さいながらも、刃先は極めて鋭利で、見るからに切れそうです。こんなの武器にしてたらさぞかし強いだろうなぁ。
さて、さっそく野菜をみじん切りに。
うーん、期待通りです。あっという間にできてしまいました。モーターの音が結構静かなのにも満足です。やぁ大したもんだ。
たかがフードプロセッサですが、専門メーカの製品と言うのは侮れないですね。
以前、君が代の代わりに「故郷」を歌うのが良いという意見を紹介して、私もその歌詞には泣ける(特に3番)と書いた事がありますが、最近その裏話を紹介した本を読んで、いろいろと思うところがありました。まず面白いと思ったのは、「故郷」の作詞作曲コンビは、他にも「朧月夜(菜のはーな畑ーに、入りー日薄れー♪)」とか「紅葉(あーきのゆーうーひーにー、てーるーやーまーもーみーじ♪)」とか「春の小川(はーるーの小川はさーらーさーらーなーがーるー♪)」といった、今でも愛されている作品を残しているということ。しかも、何の気負いもなく、単に文部省に作れと言われてしょうがなく、作っているのです。これは面白い。
作曲を担当した岡野という人(芸大の先生)はクリスチャンで、賛美歌の影響がそこかしこにあると言う話も面白い。これらの唱歌の歌いやすさは、子供が歌いやすいように拍子や音階に制限を加えていることもありますが、テーマとなるリズムを曲中で何度も繰り返す手法も効いているのだそうです。
文部省唱歌ですから、その制定の動機は「日本国体の護持」だったりして、ちょっといやーな感じもしないわけではありません。しかしながら、今でも唱い継がれているモノというのは、そういう卑小な枠を超える某かの力を持っているんだと思うのです。そう言う歌をつむぎ出した、高野という人の半生を知ることが出来たのは、たとえそれが凡庸でつまらないモノだったとしても、幸いなことだと思いました。
私が泣ける3番を、もう一度書いておきます。
こころざしを はたして いつのひにか かえらん やまはあおき ふるさと みずはきよき ふるさとこれを、「故郷に錦を飾る、立身出世を奨励するだけのクダラナイ歌詞」と言う人もいるそうですが...ここでいう「志」をそんな小さなものだと思いたくはありません。なぜ泣けるのかは、良くわかりませんが...安住の地を捨て、「志」を遂げるために父母も友人も置き去りにして苦労を重ねつつ、いつの日にか帰るのだと言う、その想いに共感するのかもしれません。私自身は未だ安住の地に居るのですが。
なにげなーく良いように報道されている公団分割案。まぁそれなりなのかなぁと思いきや、そううまい話になるわけもなく。ちゃっかり、以下のような事が計画されているようです。
拡大首都高速には第三京浜やアクアラインを取り込む事で
ネットワーク効果や利便性を向上させ、債務返済の負担の軽減も狙うまたいつもの手ですね。この文章は朝日新聞ですが、なにが「負担の軽減も」だよ、と思います。そっちがメインでしょうに。
第三京浜道路は、昭和60年秋の時点では、昭和69年に無料開放される予定だったそうです。ところが、昭和62年、突然「第三京浜/横浜新道/横浜横須賀道路」がひとまとめにされ、「料金プール制」になっちゃいました。新道拡幅や横横道路延伸費用の捻出が主眼でしょう。で、タイシテ報道されなかったこの制度変更によって、無料償還はだいぶ遠のいてしまいました。
そして、ついに悪名高いアクアラインと結婚??。これで無料償還どころか、大幅値上げが見えて来ました。流石は道路公団、日本一のゼネコンと言うだけの事はあります。分割と言っても、単に総裁の椅子を増やす事が目的なんじゃないのと勘ぐりたくもなります。
本当に残念なことですが、抜本的な改革などしないのがこの国のやり方なのかも知れませんね。アクアラインのような道路をそのままくっつけたところで、他の道路のバランスシートが痛むだけ、つまりは他の道路のユーザの懐が痛むだけなのに。赤字道路は運用を停止するか、何かその道路を必要とする需要を生み出すのが抜本的な手法だと、私は思うのですが。
だから第二羽田空港を木更津に...(やめろって)
土曜日の夜、何者かに侵入されました。といっても、舞台は自宅の天井裏です。かさこそかさこそ、という例の最古の昆虫ではなく、たたたたたっと走る、どうやら最古の哺乳類のようです。何度か天井裏を往復していてうるさいので、ちょうど潜んでいそうな所をめがけて「ドンドンドン」と叩いてみた所、「ダダダダダッ」と慌ててどこかへ逃げた様子。仮の宿なら一晩くらい泊めてやっても良いのですが、居座られると何かと迷惑なので、対策する事にしました。
まず、外との出入口と思われる場所(床下にあった一部のすき間)にネットを貼って塞ぎます。ホームセンターに行ってアルミネットを買って来ました。アルミ製とは言え、鋏で切れるようなネットなので、彼らの歯にやられはしないかちょっと心配ですが、とりあえずこれを釘打ちして固定。
さらに、万一営巣されている場合に備えて、鼠トリモチを天井裏に仕掛けます。ただ最近の鼠は、毒餌に耐性はあるは、トラップは避けて歩くは、なにかと進化しているらしいのでどこまで効果があるか不明ですが。
ついでに忌避剤というのも買って来たのでどこに置こうか考え中。
会社で使っている高性能ルータのOSが End of Life だという通知を受けたので、新しいのをダウンロードしようとしたら、これまで持っていたアカウントが消されていた。一体なんなんだこれは。早速代理店に連絡を取ると、今年の3月からサポート契約が変更になり、毎年更新になったのだという。新しいOSをダウンロードする権利は、年間200万ほどの御布施と引き換えだと言うのだ。しかし、平民が古いOSを使い続けたくとも、サポートが打ち切りになってしまうのでは新しいのを使わざるを得ないではないか。
昨今の不景気に対して、生き残るための方針変更なのだろうとは思うが、極めて一方的な方針変更である。このルータを大々的に展開している某IP電話企業などは、この手の保守費が結構な負担になるだろうなと思う。
古いものをきっちりサポートするというのは、メーカの責任だと思う。もし不具合があるのなら、無料でサポートするべきだ。しかしソフトウェアの場合、こうした不具合を直す代わりに、多数の新機能(と、多数の新たな不具合)をくっつけてユーザにアップグレードを迫る手法が開発され、今に至るまで利用されている。アップグレード商法と言う奴である。ユーザを平伏させるいつもの脅し文句は、「以前のバージョンはサポートしません」だ。この分野で一番儲けている会社が率先してこういう手法を取っているから、他の会社も右にならえ、ついにはルータメーカーまでこういうことをするに至った。
しかし、こういう商法が好きだと言うユーザがいるだろうか?
例えば、私の好きな会社でも、細々とLANスイッチを作っている。以前、LACP というマイナーな(?)規格を真っ先に実装したので、3台購入した。値段は、まぁ安いもんだ。作りもしっかりしているので気に入って使っていた。
つい最近、RSTP という割と新しいプロトコルを評価したくなって、ちょっと調べたらこのスイッチにも実装されている事がわかった。この機能を装備した新しいファームウェアは無料でダウンロードでき、さくっとインストールしたらこれが実にうまい具合に実装されている。感動した。
ブランドの持つオーラと言うのは、こういう、一見小さく見える所をきっちりこなす事で醸成されるのではないかと、私は思う。逆に、一度汚れてしまったブランドはいくら金をかけたって修復不能だろう。日本で、いくらCMを打っても全く売れないゲーム機があるが、ひょっとすると、親ブランドに蓄えられた負の魔力が効いている、なんてこともあるかもしれない。
スターバックス日本法人の赤字が話題になっている。既存販売店売上高が15ヶ月連続で前年割れだそうだ。せっかくの禁煙スポット、がんばってもらいたい所だが...実は私も、最近スタバにはあまり行っていない。というのも、新宿と吉祥寺で激しく不味いコーヒー(ラテ)を出されて胸が悪くなったのがいまだに忘れられないからだ。コーヒーは薄く、ミルクは古いという感じだった。こんなに不味いコーヒーを飲んだのははじめて、と言うほど不味かった。おそらく従業員の訓練が足りなかったか、マニュアルがヘボだったか、私の体調が悪かったんだろう。
いずれにせよ、それ以来スタバではエスプレッソしか飲まなくなった。流石にエスプレッソが薄いということはあまりない。でも量が寂しいから割高感がある(笑)。
実際のところ、ちょっとコーヒーを飲める所で禁煙でありさえすれば、別にスタバじゃなくても良いのである。最近はドトールでも禁煙席が広い場合があるので、ドトールで済ます事も多い。いつものあの味、あれで良いのだ。180円だし。
思うに、スタバはファッションだったということだろう。ブームが過ぎさって、ちゃんとコーヒーの味で勝負してみたら、ダメダメな販売店が多かったということなんじゃないか。不採算な店やいい加減な従業員は整理して、うまいシアトルコーヒーを出すべくがんばってもらいたいと思う。
厚生労働省が、少子化対策として、独身男女に出会いの場を提供する事業に補助金を出すそうです。以前なら「役人って阿呆だなぁ、結婚しても子供を作りにくい環境こそ原因なのに」とか言って笑っていた私ですが、石井さんの本を読んだ後は「あーこれでまた系列の特殊法人が潤うんだろうな」と思うようになりました。厚生労働省は年金の行く末を危惧しているようですが、年金はもう破綻しているんだからピントがずれている気がします。私は少子化対策はどちらかというとデフレ対策/景気対策だと思っています。
というのも、子供が生まれることになって、また実際に生まれてから、これまでに
というように、この不景気にもかかわらず全力で消費しているからです。もちろん、保育所にも毎月結構な金額を納めていますし、今後でかくなるにつれていろいろと物入りになるわけですね。うちは一人目なので特殊な例かも知れませんが、これまで一人暮ししていた世帯が結婚して子供ができれば、結構景気にプラスなんじゃないかと思っています。馬鹿の一つ覚えのように、住宅政策ばかり重視するのはどうかと思いますね。
読んでいて気が滅入ったけれども、素晴らしい本でした。渾身の力を込めて著された事が良くわかりました。そして、憂国の士とはこういう人の事を言うのだなと感じ入りました。「おわりに」から一節を紹介します。
「本書に著した私の主張は、私の8年半の国会議員活動の「決算」でもある。本書において、私は、私自身の調査に基づいた事実と、その検証に立った判断と主張を述べた。私は、これらの全てに自信を持ち、責任を取る。」なんと力強い言葉でしょうか...2000 年に、ふとしたきっかけでクリントン氏の State of the union address(教書演説)を聞きました。当時の米国はITバブルの絶頂期にありましたから、かなり割り引いて考えなければなりませんが、その力強さと溢れる自信、そして演説に散りばめられた薔薇色のデータには、正直言って感動しました。大統領と言うのは、こうやって民衆に語りかけるものなんだなぁと。
それと同じような感動を、この本から得る事ができました。なるほど、日本は今こういう状態なのか、こうすれば風通しが良くなるのかと、はっきりわかったからです。しかし、その実行は極めて困難なことが予想されます。本書には「革命」という言葉さえ使われているくらいですから、相当の決意を持って調査にあたっていたのでしょう。
また、石井代議士は「太子堂塾」という勉強会を主宰しようとしていました。太子堂から環7をはさんだ反対側には、吉田松蔭の墓所をまつった松蔭神社があります。「松下村塾」ならぬ「太子堂塾」が始動していれば、彼は吉田松蔭のような存在になったかも知れません。ご存知の通り松蔭は幕府に処刑されましたが、その思想は多くの若者に影響を与え、その後の維新につながりました。
返すがえすも、こういう政治家を失った事が残念でなりません。
夜、保育所からチビを連れて帰って来ると、自分の夕食の準備と同時並行的に、離乳食を準備する。ほとんどは週末に妻が作って冷凍しておいてくれたものやフリーズドライ製品であるが、何品か用意して、チビに食べさせる。今日はいつもに増して良く食べた。ニンジンを軟らかく煮てとろとろにした物、おかゆ、カボチャのうらごし、そしてバナナ。何でこんなに食うんだろうと言うくらい、ぱくぱく食べる。息子はちょっと痩せ気味なので、本人が嫌がらない限り、なるべく多めに食べさせようと思って準備してあるので、全部食べると結構な量になる。その上、食べ終わってもまだ足りないと言って大泣きするのでミルクを作って与えたら140mlも一気飲みしてしまった。
めでたい、今日は体調が良いのだろうと思って安心して寝かしつけた。チビはスヤスヤと天使のような顔をして寝入ったので、こちらも哺乳びんを洗ったり入浴したりとルーチンワークをこなし、いつもより早く就寝できる、と思っていた。こっちも風邪気味で咳が出るので、早く休むに越したことはない。
ところが、いざ寝ようと思ったらチビが咳をしはじめた。やばいなぁ、うつったかなぁ。ごほごほ、げほげほと苦しそうだ。何となーく嫌な予感がして構えていたら、ついに「ゴボっ」という嫌な音がした。慌てて見に行くと...うわー。やられた。バナナにニンジンに...さっき食った物が洗ったばかりの布団カバーの上にちらばっている。
寝ていた本人も驚いたらしく、ウギャーと泣きだした。まぁ、当然不快なのだろう。タオルを湯で湿らせ、身体を拭いてやり、着替えさせる。それでも泣き止まないので、抱きあげてあやしているとようやく落ち着いて来た。しかし、君ねぇ、苦しくて吐くくらいなら、最初からそんなに食うなよな。
だがこの場合、そこまで食わせた親の方が阿呆なのである。実はこれで3回目。「くれ」といって泣かれるとつい食わせてしまうのだが、相手は自分の胃袋の限界すら理解していない0歳児。いくら泣かれようが、食うペースや量は親が調節してやらねばならないのだが、食いっぷりが良いのでついつい与えすぎてしまう。流石に3回もやらかすとショボーンである。気をつけなきゃなぁ。
やめると言っていたCITIBANK、ようやく解約届けを提出しました。吉祥寺にあった支店が立川支店に統合されてしまったので、支店に行って解約手続きと言うのは時間的に無理があり、かといって郵送で依頼すると清算金の振込手数料を840円も徴収されるということに悩んでいましたが、次のようにして解決しました。
新生銀行のおかげで、840円などという異常な手切れ金を払わずとも、CITIからおさらばできるわけです。振込手数料0円というのは最強ですね。
- 端数が1000円の倍数になるように、新生銀行から小銭を振り込む。
- ATMで全額引きだし。
- 「残高放棄」を選択した解約届けに鋏をいれたキャッシュカードを同封し、送付。
殺されてしまった石井議員の著作を読んでいて、思った通り気が滅入っています。役所がどういう所かは、自分の会社の事務を眺めていてなんとなく想像がついていましたが、まさかここまでひどいとは。司馬遼太郎が、昭和の官僚を明治の官僚と比べながらいつも嘆いていましたが、平成の官僚は昭和よりもさらにひどいようです。まぁ、税金で競争馬買う奴が居たくらいですしねぇ。
まだ1/3位しか読んでいませんが、ショックで倒れそうです。「国家破産」シリーズの方がまだ気楽でした。この国は近く破産する、でも志士が現れて復活するというようなトーンで書いてありましたから。しかしこの石井さんの本は...日本に不動産を買った事を後悔するほどの内容ですね。まぢで移住を考えた方が良いのかも知れません。
とはいうものの、世界中どこへ逃げたって「日本人」と言うレッテルはついて回るわけで、本当は自分の国くらい、ちゃんと住みやすくできなくちゃいけないはずなんですがねぇ。本当に、惜しい政治家をなくしたものです。
ところで、自国の中央銀行が国債を買っているという現状を「蛸が自分の足を食うがごとく」と良く言いますが、蛸って本当にそんなに阿呆なんでしょうか? いくらなんでも全部の足を食っちゃったりはしないですよね。それに、日本政府の場合、食ってるのは自分の足だけじゃなくて他人の足(国民の年金資産など)だったりするしなぁ。
マクロ経済の常識に挑み続ける日本経済。破綻のきっかけは富士山の噴火か、東海地震か...と、週刊誌のような締めで茶化しておきましょう。でないと、恐くてやってられません。
あなたは理系ですか? じゃぁこんなの覚えてますか?大学卒業の学歴を持っているのに、高校数学から遠ざかって早10ン年。 「忘れてしまった」では恥ずかしい、かといって復習する時間なんかない。 そういう方にお勧めしたいのが IT時代の数学と言う本です。中身はほとんど高校でやった数学で、非常にやさしく書いてあるので電車の中でパラっと読めます。そのうえ、懐かしい内容が一杯。サイタ、サイタ、コスモス、コスモス...
- 自然対数の底である e って、大体どれくらいの数?
- sin(x) の導関数は?
- 複素数 a+bi (i は虚数) の共役複素数ってなんだっけ?
ハズカシながら、この本を読んで計算尺の使い方をはじめて知りました。かけ算・割り算を足し算・引き算でやるための道具だったんですねぇ。
10月の一ヶ月間、エコワットというもので洗濯機の電力量を測ってみました。使い方は、週に2,3回4kgの洗濯乾燥をし、週に一度は6kgの洗濯というものです。結果は 38.2kwh。電気代にして800円位でしょうか。高いような、安いような。
相変わらず、LEDに凝っています。以前秋葉原で、おもわずこーいうもの[販売店リンク]を買ってしまったのですが、どうもいまいち暗いのですね。ノートパソコンにつなぐのではなく電気スタンドにしようと思っていたので、電池パックと組み合わせ、最大構成のLED15連にしているのに、なんとなくショボイ感じ。失敗したかぁ。そこで、先日思い立ってこのライトを分解して見ました。すると、基板上にはLED2個分の追加余地があり、パターンまで用意されていることがわかりました。たぶん、最初5個で設計したものの、製品価格を抑えるために3個しか実装しない事にしたのでしょう。
となると、フルスペックにしてみたいと言う欲望がふつふつと湧いて来るわけですね。これはやっぱ、やるっきゃないでしょう。
と言うわけで秋月に行って明るいLEDを買って来ました。5V 駆動だから電流制限抵抗で必要な電圧降下は 1.4V ほど。20mA 流すなら70オームということになりますが、基板上を見ると75オームのチップ抵抗が載っていましたので、75オームの小型抵抗も調達しました。
ハンダ漬けする事30分。15個だったLEDに8個追加し、なんと23連となりました。いざ点灯!
おー これはなかなかいい感じ。全体で 450mA ほど電流を食うため、電池で動かすのはちょっと心許ないと思いまして、余っていた携帯用のACアダプタ(5.5V 780mA)をばらして内蔵しました。LED電気スタンドのできあがりです! 消費電力は約2.5W。こいつはどれくらい明るいのかと思って、試算してみました。高輝度白色LEDの光度は、一個あたり4カンデラ位ですから、23個では92カンデラ。これは 1m 離れたところに 92ルクスの照度を生じさせます。ちなみに白色電球100Wの光度が127カンデラだといいますから、数字だけ見ると60Wの電気スタンドクラスになるのでしょうか?
しかし、今回使ったLEDはみなビーム角が狭いので、そんなに明るい感じがしません。外から見ていると10Wの蛍光灯くらいなモノでしょうか。ただしビームがあたった部分はもうすこし明るいです。以前は「これついてるの?」という感じでしたので、まぁ改造は成功したと言えるでしょう。
とはいえ、高輝度LEDはまだまだ高いですね。もっと安くなるといいなぁ。
最近、目眩に襲われる事が増えて来たような気がする。ろくに運動をしてないせいか、発車しそうなバスめがけて全速力で走った後に多く発生する。症状は、まさに「目が回る」状態で、両目がフォーカスを放棄して好き勝手に動きたがり、一点を注視しにくくなるというもの。若いころはこんなことなかったのに。激しく怒った後にも起こる事がある。例えば、チビを抱えてよたよたと駅まで到着して、改札を目の前にしてふと気がついてみると定期も財布も家に忘れてきた、と言うような場合である。怒りで目が回るなんて聞いた事がないから、怒りのあまり頭の血管のどっかが切れてるんじゃないかと心配になる。ただでさえ間抜けなのにこれ以上抜けたらどうなっちゃうのやら。
さて、こういう目眩は笑って放っておいても良いのか、それともこれ以上間抜けになるのを防ぐためには何かアクションを(例えば運動を増やすとか、人間ドックに行ってCTでも撮ってもらうとか)取った方が良いのか、詳しい方どうか教えて下さい。
先月の終わりに、武蔵野市のホームページから「吉祥寺は歩きタバコの椰子が多いから、千代田区みたくKOOLな条例はやく制定してYO!」というような意見を送ってみたのだけれど、なんと返事が来ました。武蔵野市えらい!お返事の内容は、かいつまんで言えば
ということで、一言で言えば「千代田区の成果待ち」という感じですか。がんばれ千代田区。東京都全体が成果を見守っているぞ。
- 似た意見はいろいろ来ている。
- 武蔵野市は、これまでタバコ問題をゴミ問題としてとらえていたので、吸殻対策がメインだった。
- 今後は千代田区の運用状況を見ながら、歩行喫煙を安全の問題としてとらえ、これを無くすための効果的な方法を考えたい。
- 当面は、PRなどモラルの向上を三多摩全体、東京都全体で取り組んで行く所存であり、東京都市長会に対しても問題を提起している所だ。
御多分に洩れず、自宅で 802.11b 無線LANを使っている。これから寒くなると、こたつで使う事が多くなるから、ワイヤは少ないに越した事はない。UNSTRUNGとゆー奴である。しかし、これがどうにも調子悪い。基地局からの距離は直線で4m程度、間に襖が一枚噛んでるだけなのに、電波が弱い。PCMCIAカードの感度が悪いのか、あるいは基地局とノートパソコンの間に自分の身体が壁のように入る形になっているので、ヒューマンボデーが吸収してしまっているのか、良くわからないが、とにかく弱くてやってられん。ときどき5Mbpsとか2Mbpsにフォールバックしているほどで、変なディレイが発生し、ストレスが溜る。
今日は特にひどかったので、いい加減頭に来て WIRED に戻ってしまった。11Mbps から 100Mbps へ。劇的に快適になった。これこそFTTH。つーか、今まで何やってたんだろう...俺は阿呆だだだ。
一方、同じ環境に置いてある iBook/AirMac は、すこぶる調子がよい。 流石アンテナ内蔵だぜと感心する事しきりである。
さても無線は手軽だけど、こーいうところがどうもイカンと思うわけであります。なので、周波数ホップよろしく激しく話題をジャンプさせてみましょう。
FOMA 大丈夫かなぁ。cdma2000 x1 との差が洒落にならないみたいなんで、だいぶ心配してます。
うちの炊飯器は3合炊きだった。何の事はない、私が一人で暮らしていたころの炊飯器をそのまま使っていたのである。ところが最近、「せめて5合炊きでないと疲れる」というリクエストがあったので、先週末に「たらーら電機」に行ってきた。売り場には5000円程度から4万以上の物まで、5層鍋だの備長炭だのインバータ制御だのって、ずらりと並んでいたけれど、あらかじめこういうところのレポートを読んでいたので、1万程度の安いIH炊飯器を買おうと決めていた。IHは従来ヒーターより数百ワットも多くの電力を食うが、一気に加熱できるので旨く炊けるらしい。特に冷めた時に違いが出るとか。
メーカーは特に好みはないが、なんとなく炊飯器と言えば象印かタイガーな気がする。「♪タイガー、炊飯ジャー、たっきったてっ♪」という歌が耳にこびりついているせいかも。CMの洗脳効果は恐ろしい。
結局、特にコダワリも何もなく選んだのがタイガーの型落ちモデル。11800円。格別安くもなければ、そう高くもなく、これくらいの値段だとわざわざ「とーりら」へ行って安さ世界一への挑戦をしてもらうまでもない。
さて、はじめて使うIH。電磁波が出るから危険と言う話もあるが、携帯を耳につけて使うよりはマシだろう。ただ、説明書には「炊飯中は磁気が発生するのでクレジットカードの類は近くに置かないでくれ」との注意があった。
炊飯中、気になったのはむしろファンの音である。電力用半導体を冷やすためか、なんと、炊飯器の底面にはファンがついているのだった。まるでパソコンだ。おまけに、時計表示用のリチウム電池の寿命は5年で、交換は自分でやらずに販売店に頼めと書いてある。昔の Mac のようである。困ったもんだ。
ともあれ、いざ試食。ふむ。ふむ。まぁ、こんなもんか。もともと安い米だしな。炊き立ては普通に旨いので以前との違いが良くわからない。では、余りを冷蔵したものを電子レンジで温め直してみよう。実験は炊飯後、16時間経ってから行なった。結果は...ほぉ。これについては、以前より多少うまくなった気がする。気のせいかも知れないけど。
ちなみに、玄米モードだのお粥モードだのおこわモードだの、今風の機能はそれなりについている。余り使わない気もするが...
「エアコン暖房、馬鹿にしてない?」というセリフとともに、藤原紀香が妖しい動きをするCMで勝負している三菱電機のエアコン。「60°Cの温風」というのはどの程度のもんなのかと思って、ふとうちの暖房機を調べてみました。まず日立のエアコン。暖房時の吹き出し温度は42°C位でした。風呂の温度を基準にしているのかな?。
もう一つ、三菱のガスファンヒーターを見てみましょう。吹き出し部の温度は...63°C。おー。確かに60°Cの温風と言うのはガス並の暖かさのようです。
しかし、エアコンは普通壁の上の方についています。ただでさえ、エアコンだけだと頭寒足熱ならぬ頭熱足寒になってしまうというのに、ガス並の温風が頬を撫ぜるというのはどんなもんでしょう。ちょっとビミョーな感じ。
もう2ヶ月も前の話ですが、YMOの細野さんと幸宏さんがバンドを組んだと言う話をなぜかNHKで見て、その初アルバム audio spongeを amazon のショッピングカートに入れました。ただ、そのまま買わずに忘れておりました。これを、「日本が自滅する日」と言うちょっと気が滅入る本と一緒に配送してもらったので、週末に早速拝聴してみました。アマゾンでは絶賛されていましたが、さてどうだろう。
実は、YMOについては以前technodonで打ちのめされていたので、正直言って期待していなかったのです。今風の薄っぺらな「テクノ」なんじゃないかと。何しろ今度のはエイベックスだし。
しかし、そんな心配は無用でした。久々の細野サウンドでした。アマゾンにはSFX に似ていると言う人がいたけど、F.O.E のころの感じに近い気もしました。円熟の味と言うか、職人の技と言うか、今回も聴かせてくれました。やぁ、買って良かったなぁ。
今日は久々にこれでも聞いてみよう。ぴぴぴぴぴぴぴくにっく。
コンパックと合併して、日本HPが生まれ変わったそうだ。とりあえずおめでたい。DECの流れが生き続ける事を期待しよう。しかし、おめでたくない事もあるらしい。HPの製品ラインナップの中で、絶滅が危惧され、一部のユーザを慌てて買い置きに走らせているものがある。それは、こだわりの品質と方式を持った、あれ。
電卓 である。HP電卓と言えば、その何とも言えないキータッチと武骨でクールなデザインが人を惹きつけて止まないものだ。そして、他社にないRPN計算方式。これ。
とかいいつつ、軟弱な私が昔大学生協で買ったのはHP27sという、RPNでない電卓であった(だって安かったんだもん)。以来10数年に渡り、「RPNじゃないHP電卓」を使っているという引け目は拭いがたく、「いつかはRPN」という思いを心の奥に大事にしまって来たのであった(大げさ)。
ところが、驚くべき事にHP電卓が日本で手に入らなくなると言うではないか。いても立ってもいられないとはこのことである。今買わずして、いつ買うのか。
さっそく新宿紀伊國屋へ。RPNであれば何でも良いので、名機と呼ばれる HP12c を購入。在庫はあと6台しかなかった。
早速箱を開ける。おお、すごい。なにがすごいって、付属の日本語マニュアルが Copyright(C) YHP 1982 なのだ。YHP と聞いて横河電機を思い出せる人は十分おっさんと言って良いだろう。20年前に翻訳されたそのマニュアルを見ながら、当時の自分をふと回想してしまった。HP電卓と言えば、いかにもプロの道具みたいでかっこよかったっけ...高くて買えなかったけれど。
ともあれ、ワールドビジネススタンダードと言われるこの電卓を胸ポケットに入れれば、あなたもウォール街のディーラー気分。お一ついかがですか。
現れてもなぜか定着しない/定着しなかった言葉を探してみよう。「死語」になるためには一度広く使われて定着しなければならないので、「死語」よりも格下ということになる。アイディアが苦しくなって来たのでこの辺で終了。
「アレフ」 「オウム真理教(アレフに改称)」というフレーズの中でしか使われないので、そのうち消えると思われる。どんな悪事も名前を変えれば数年でごまかせてきた日本社会が、おそらく決して受け入れない改称であると言う意味で興味深い。 「E電」 登場と同時に死亡が確定していたような名称だが、今やこの言葉を知っているかどうかは若さの基準になっている、かも。時代を遡ると「省電」「国電」となるが、「E電」の代わりに「ジェイアール」という長い名称が定着したというのは面白い。 「おにぎり」 私は「おむすび」だと間違って覚えていた。もちろん、漢字Talk7の愛称のことである。愛称と言うのは無理矢理つけても定着しないというのが良くわかる例。 「ちょボラ」 たぶん流行らない気がする...ちなみにこれ。 「インパク」 今一つインパクトに欠けていたせいで、一体この言葉が何を意味していたか知っている人がどれほどいるのか、疑問である。 「ブイロク」 ぶいぶい言っている人には、もれなく税金が支給されるプロトコル。一般人に定着しないとみるや、「ブイシックス」と読みかえてみたものの、今度は不人気アイドルグループと混同されてしまうと言う罠。 「gooで調べる」 短縮形「グーる」の語感がいまいちだったせいか、「カーと言えばグー」な広末涼子の攻撃を受けたためかは不明だが、定着せず。google の登場とともに「グーグる」「ググる」という言葉に置き換わる。