内容については、実はそれほど目新しくはないのだけど、表現が面白かった。ときどき、おっと思わせることもあったし。言葉が平易だから、小学校の道徳に使うと良いかも知れない。読んでわかったと思うことと、実践との間には大きな隔たりがあるから、この手の本にふれるのは早い方が良い。
覚えているフレーズをいくつか。
いつも機嫌が悪い人へ。ひょっとして、人の機嫌を取ってませんか?
自分の機嫌を取りましょうよ。自分の機嫌を良くして上げれば、それを他人に配れます。
心は配るものです。
自分用のメモです。すまみせん。他には...やはり室内撮りではレンズが明るいのが助かる。フラッシュの調光も非常に優秀。電池の持ちも今のところ十分。よしよし。
- オートの露出はアンダー目かも。白飛びを防ぐためか。そのままでも悪くないが、+0.5EV 位すると今風の明るい画になることが多い気がする。連写が速いのでAEブラケット撮影が快適、これと思うシーンでは多用すべし。
- ホワイトバランスは確かにちょっとあやふやなことがあるので、できればオートでなくプリセット固定で撮った方が良い。
- コントラストが弱いシーンでは AF が合わないことがある。特に暗い所。AF補助光が出ないので、やばいと思ったらMFにするとよい。これはスポットAFにしても同じこと。慣れれば、AF好みのフレームがわかるようになるけれど。
- 画質調整(コントラスト、シャープネス、彩度)の癖は良くわからんので今後詰める必要あり。彩度は標準でも強めなので弱にセットすべきだと言う評もあるが、まだはっきりしない。
- ISO400は盛大にノイズが乗る。ISO200位にとどめた方が無難かな。まぁでも ISO100のままで大抵困らないけど。
一方、画質的にはまぁ、ネットの評判がいまいちなのが理解できる。特にディスプレイで観賞すると、LC33 などのビーナスエンジンの方が素人的には綺麗な印象。印刷した時の深みがどうとか、難しいことはまだわからないけれど。個人的には、もう少しすっきり感があっても良いのかなぁと思う...まぁでも、そういうこと言う人にはキャノンが向いていたのかもしれず。不満はないが、感動もないと言う感じかな、これは。
うちの FAX は、キャノンの CF-H50CL という奴だ。バブルジェットで普通紙にカラーでコピーができ、ほとんど需要はないがカラーでファクスをやりとりすることもできる。定価は8万もするが、某オークションで確か2万くらいしたと思う。それなりに今風であり、まぁ一つの問題さえ無視すれば問題なく使える。これまで、この問題をなんとか我慢して乗り切って来たのだが、ストックしていた部品が尽き、ついに勘忍袋の尾がきれた。だめだもう、お前なんかクビ、クビ、クビだー!!
その問題とは...って、もったいつけるほどのもんではない。インクジェットの宿命とも言える、ヘッドの詰まりである。家庭用FAXの受信頻度が一般的にとても少ないことを考えれば、そもそもこの技術をFAXに適用したのは失敗だったんじゃないのと思う。たまーに送られて来る、重要なファクスが、インク詰まりのため印刷できないのでは話にならない。
とはいえ、インクジェットの出力は綺麗なのだ。それでつい、手を出してしまったのである。しかも、もともとの購入目的は大量の不動産情報を受信する事だったから、ほとんど毎日送られてくる物件情報が鮮明に印刷されることに当初は十分満足していた。カラースキャナでのコピーも、何度か遊びで試しただけだが、それなりに使えると言う印象だった。
不満が募り出したのはここ1年ほどである。ふと気がついたら、受信はできるが印刷できない機械になり下がっていた。インクジェットのノズルは、一度頑固に詰まってしまったら、もういくらクリーニングしても無駄であり、カートリッジを交換しなくてはならない。で、購入した時おまけでついて来た大量のカートリッジが、みるみるうちになくなった。せっかく別体式になっているインクカートリッジがちっとも減らず、ヘッドばかりがんがん減っていく...のだが、これは結構高価なのである。ストックが尽きて、自分で買わなくてはならないと思ったとたん、ダメだこりゃと言うことになった。
普段から定期的にファクスを受ける人には結構使えるマシンだと思うけど、うちにはやすっちいインクフィルム式普通紙FAXがお似合いらしい。というわけで、こいつはお払い箱、即ち某サイト行き決定。もし欲しい方がいらっしゃったら連絡してください。
以前、2ちゃんのデジカメ板を眺めていたら、こんな発言を見かけた。
デジカメなんかより「写るんです」の方がよっぽど綺麗 その時は、「そんなこともありうるかもなぁ」と思っただけでスルーしてしまったのだが、先日ヨドバシの脇を歩いていて、ふと実験君の虫がうずき出してしまった。「そういえばあれって、本当だろうか」と。
気がついたら、一番安かったコダックの奴をゲットしていた。支払いにはポイントを利用。以降ではこれを称して「写るんです」と呼ぶことにする。
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今どきはレンズつきカメラも APS なんだなぁと感心。ISO400 の APS だから、多少粒状感がありそうだ。本家の写るんですなんて、ISO1600なんて感度の物がふつーに売ってる。今どきの ISO1600 って綺麗なんですか?
ともあれ、さっそくデジカメで取ったものと比較しよう。デジカメはパナソLC5で、デジカメプリントとAPS現像は同じコダック系列のラボに依頼した。できあがりは一目で優劣が判別できるのだが、ここでは 200dpi でスキャンして御紹介。
まず一つ目。パンフォーカスにふさわしい、遠景である。クリックするとオリジナルがでる。
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どちらが写るんですかお分かりだろうか。意外に思うかも知れないけど、上がAPSである。パンフォーカスかつ無限遠なんだからもっとシャープに撮れても良いはずだろうと思うのだけど、ひょっとして手ぶれ?
ついで二つ目。フィルムのラチチュードの深さが良くわかるサンプルである。ティッシュ配りのお兄さんが、デジカメの方はかなり暗い。ガード下の掲示板にも注目である。とはいえ、全体にぼけているのは写るんですの方。手ぶれはしてないはずなんだけれど。
最後はちょっと酷かなぁと思ったが、近いものを撮った例。勝負にならなかった。
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そういうわけで、さすがにパンフォーカス固定の写るんですにデジカメが負けるようなことは全然なかったけれど、暗い所と明るい所を両方撮ろうとした場合には、まだ銀塩の方が勝つ余地が残っているようだ。この辺、フジの F700 とかで比べてみたらどうなるんだろう。
こちらのサイトの会員ニュースで知ったのだが、栃木研究所で行われたプレス向け技術展示会「2004ホンダミーティング」で、福井社長がテストコースを F1 マシンを操縦して疾走、最速で 292km/h を記録したそうな。 さらに、その後モトGPの2003モデルに跨り、テストコースを2周したんだって。(役得、いいなー)写真を見たが、実にかっこいい。こういう人がトップにいると現場の士気も昂揚するに違いないし、最近のF1の好調ぶりも理解できると言うものだ。この社長がいる限り、ホンダは安泰だと思った。
勝ち組マーケティングとかいうキーワードが嫌らしいが、データには罪はないだろうと前からチェックしている こちらに、世田谷区が登場。学級崩壊が叫ばれて久しい公立の小中学校の質を、後背地となる住宅地の年収推計で測ろうと言う下品な企画なのだが、結果を眺めると、なんのことはない、巷で高級と言われている住宅地を抱えていさえすればOKと言う安直な結果である。逆にこういうリストを見て snobisme な連中が集まるとすれば、マーケティング的には良いんだろうけど住人に取っては果たして幸せなことなのかどうか。にしても、なんでも年収で換算しようとするのは下品だよなぁ。他にわかりやすい尺度がないとは言え。子供を連れてうろうろしているとよくわかるし、今さら言うまでもないことだけれど、年収と民度は全く独立である。すげー邪魔な所に堂々と路駐しているのは大抵ドイツ系の高級車だとか、セコイ小金持ちに限って給食費を滞納しているとか、傍証は色々ありそう。
Dimage X50をさわりに、ヨドバシに行ってきた。リコーGXを買ったらひどかったという話をしつつ、PowerShot G6のサンプルはひどいねと話を振ったら、「そうですねぇ、コンパクト機について言えば、画質的には2年ほど前がピークでしたね」と教えてくれた。まだ若いにーちゃんだったが、CCDの高画素競争の元凶は、ソニー vs パナソニックのハンディビデオムービーの戦いから来ているとのこと。ビデオムービーは編集がめんどくさいので私には縁遠い存在だが、そういえば 3CCD だの 300万画素だのと、あちらでも火花がちっていたっけ。
で、にーちゃん曰く、「キーデバイスが電機屋に押さえられているから、カメラ屋は逆らえないんですよ。極小高画素化の流れはビデオムービーと携帯が引っ張っていて、デジカメも流されるのはある程度仕方がないんですが、画質は年々落ちてますねぇ。消費者の高画素信仰が止まらない限り、これはやむを得ないと言うかなんと言うか」
にーちゃんのトークは続く。「ビデオムービーの画質もひどいもんですよ。そりゃ、CCDを小さくすればするほどコストは下がりますし、実際安くなってますけどねぇ。画質に拘る人向けにはすごく高いのしか残ってませんよ。デジカメも、画質重視の人は一眼買うしかないですよねぇ」
「今度の 1/2.5 5M機も、御存じの通り全体的に白っぽくてコントラストが弱いですよね。でも 1/1.8 は 6Mから 7M への流れができてしまってますから、1/1.8 の 5M 機はもう1年ほどで消えるでしょうね。今、売り場から消えかかっているのが 1/1.8 の 3M機、この京セラの奴、もうこれ一台きりです。次に消えるのが 1/1.8 の 4M 機ですね。E4200とか IXY 450 とかですね。結構バランス良くまとまってるんですけどねぇ。」
...
まぁ、ソニーのラインナップから判断すると 1/1.8 の4M (ICX406)よりも 5M (ICX452)の方が性能は良いよう(に見える、感度と飽和信号だけみれば)なのだが...GXのショックが大きかったので、ウームと思った次第。困ったもんだ。
話は飛ぶが、C3040Zoom vs LC5 は僅差だが概ね LC5 の方に軍配が上がる模様。もうしばらく使ってみて不満がでなければ、長年使った CAMEDIA もドナドナするとしよう。高速SD+USB2.0に慣れちゃうと、スマメは遅くてやってられないのだった。
というわけで、古いデジカメがやってきた。でかくて、ごつい。見た目ほど重くないけど、いかにもカメラ然としていて、その気にさせる。さっそくリコーGXと比べてみたところ、予想通り、全然負けてないことがわかった。ただし圧倒的に勝っているわけでもなさそうだ。もちろん、室内でフラッシュを使うとその差は圧倒的であるわけだが、GXが可哀想なので敢えて比較しないことにする。画像が重いので例によってオンラインアルバムに置いてみた。事前にわかっていた通り、暗部のノイズ処理が独特で、点描的な描画をする。中に人がいて画を書いているんだと言われる所以である。しかし、これさえ気にしなければ(私は気にしないわけだが)、画風そのものは結構ナチュラルな感じではないかなと思えた。それに、やはりダイナミックレンジが広い感じがする。感度を重視して補色CCDを選択したという話の通りだ。
いまいちだと言われている色合いとホワイトバランスについても、今のところ困ってないし、そもそも色については Mac と Windows で標準のガンマ値が異なるうえ、ディスプレイの色温度も結構適当なので、もとからあまり気にしてなかったりする。残る問題点はリチウムイオンバッテリだということだけれど、後継の LC1 も同じ形状、同じ型番のバッテリが使われているので、しばらくは供給に不安はなさそうだ。こういう所は素直にパナソニックを評価したい。
リコーも新しい Caplio では画質重視の姿勢を強めて来たから、この秋には GX の後継機が出るのだろう。シャープの6M CCD が載るのかも知れないし、ソニーの 7M CCD が載るのかも知れない。ただ、画素だけ増えてダイナミックレンジが狭くなったり、変な横引きノイズが出たりするんじゃわけがわからん。そもそも3年前の機種に勝ててないって言うのはどういうことなのだと問い詰めたい気分である。
高級なコンパクトデジカメは、デジ一眼との住み分けが難しくなって来ているそうだ。確かに、同じくらいの値段ならデジ一眼で良いやと思わなくもない。でも、一眼だってそうそうレンズをとっかえひっかえするわけではないのだし、レンズ固定式のコンパクトデジカメでもデジ一眼にひけを取らないくらい良く写るのがあっても良いよなぁ。LC1 なんか良い路線だけどちょっとでかすぎ。あれって28mmスタートにこだわったせいなんじゃないかしらん。LC5 みたいに 33mm スタートでいいから、もっとレンズをちっこくしてよね。
ともあれ、500グラム以下で、2/3 もしくは 4/3 インチCCDを搭載して、SDメモリかCFで、できれば単三サイズのバッテリで動いて、ちょっとワイド寄りでF2.0 位の明るいレンズを持ち、フォーカスが速くてレリーズラグも短くて、VGA動画も撮れる、そんなデジカメが欲しい。子供の運動会専用と思われる、200mmとか手ぶれ補正とかはいらないから安くして。普段使いでそんな望遠いらないって(たぶん)。テレコンつければ十分(でしょ?)、当然三脚使用するんだし。
とか言っているまに Canon から発表されたのは 1/1.8 の 7M CCD。G6のサンプルなんて、Digic の力を持ってしてもあんなもんかって感じ。やめようよ、この路線。カメラなんだから綺麗に撮れてなんぼのもんであるはずで、綺麗に撮りたきゃ一眼買えよって言うのはやめようよ。
まぁここでこんなこと書いてもはじまらないわけだが。次は補色系同士の戦い、LC5 vs Camedia 3040Zoom。いよいよスマメにとどめをさせるか?
リコーGX を売り払うことに決めたので,代わりの物が俄然欲しくなったのだが,予算は限られている.長く使うことを考えると,作りのしっかりした上級機種が欲しい,しかし財布は軽い,そんな時に威力を発揮するのがオークションサイト.ただ,中古を買うのはなんとなく嫌.新品で上級機種を安く買う為には,モデル末期のものや型落ちのものを狙うのが定番である.で,まぁ価格コムの最安値がこれくらいだからちょいと引いて,これくらいの金額だったら買っても良いやと思って指しておいたら,落としてしまった.んー,消費税を考えるとそれほど安くもなかったが,それでも昔は7万から8万円くらいしていたものを3万ちょいで買うことが出来た.ちなみに今売りの後継機種は2/3インチの5M機であり,価格は11万超.カッチョ良いが重量が700グラムもあるのでちょっとこれは,と言う感じ.
さて,この新品だけど古いモデル,どれくらい古いかというと,2001年の冬モデルである.GXよりかなりデカいが,幅12センチ,縦8センチ,厚さ6センチと言うことで,C3040Zoom と同様の体積.つまるところデジ一眼よりはずっと小さい.ちょっと重いのが気になるが電池込みで450グラムと,500グラムを切っている.肝はレンズで,33-100mmで F2.0-F2.5.テレ端がこれだけ明るいのって,このサイズではなかなかない.CCDは補色の390万画素.秒間4コマと連写が速いのも売りらしいが,動画機能はおまけに近い.
画質について評判を調べてみると、賛否両論.どうやらカメラの中にコビトさんがいて,いろいろと細工をしてくれるらしいのだ.コビトさんの画風が気に入った人は絶賛するし,合わない人はけちょんけちょん.まぁでもサンプルをいくつか見たところでは,十分綺麗だと思ったけれども.
さて,その古いモデルとは...次号に続く。
毎年この時期になると増える戦争報道だが,東京新聞がこんなニュースを伝えている.兵士達の内省がにじむ文章を読めば,戦争をやりたがるのは,後ろの方で隠れていて自分で戦うことのない連中だということが良くわかるだろうから,ちょっと読んでみたいなぁと思う.けれど,さすがに自腹を切るにはちょいと高い.地元の図書館にでもリクエストしてみるか...なんてことをのんびり考えていられるというのは幸せなことなのかどうか.一方ではこんなニュースがあり,ファルージャに加えて,我々が覚えておくべき地名がまた一つ,増えることになるのかも知れないと思うと複雑な気分だ.
安全な場所からオロオロしてみせるくらいしか能のない自分,ロジスティクスのみとはいえ間違いなく殺戮の片棒を担いでいる自国政府の政策を変えさせることのできない,平均よりも弱い一票しか持たぬ自分,世界に誇れる平和憲法の第9条すら暗誦できない自分...このへんを読みながら,彼の地で起こった事をなるべく正確に覚えておくことで,すこしでも罪滅ぼしになるだろうか.
アソビットシティの跡地,今週末からドンキが開店とのこと.うーん,なんともはや.中央通りの雰囲気が変わることは間違いがなさそうだ.特に電車が終わった夜中,おなじみの路駐しまくりな光景が見られるのかも知れない...が,考えてみると夜中に車で動くことなんて自分にはもうほとんどなさそうだから関係がないとも言える.でも明け方に空き缶やらワンカップの瓶やら吸殻やらが散らばってたりしたらやだなぁ.そうそう,テナント未定の6F-8Fには,是非ダイソーに入って欲しいものである.駅前に出来たばっかりみたいなんだけど,ドカーンとデカい店が私の行動範囲にないんだもの.ドンキとの相乗効果もばっちりだと思いません?
知人から Coolpix 950 というデジカメをもらった。1/2 インチ 200万画素補色系CCDを搭載し、1999年発表。当時は10万くらいした製品で、さすがに今使うと反応がちょっと遅い感じ。でも耐えられないほどではない。で、これを 1/3.2 インチ200万画素、原色CCDの Dimage X20 と比べてみようと言う企画である。言うまでもなく X20 は2003年夏モデル。4年間のテクノロジーの進歩は、3万のデジカメをして往年の名器(おおげさ?)を凌駕させ得たか? あるいは、やはり安かろう悪かろうなのか? 極小CCDと従来CCDの違いは?
と期待させておいてなんだが、私はトーシロである。評価用の部材を持っているわけでもない。単にオートで撮り比べてどうなるか、主観的なメモをつけるくらいしかできないのを先に謝っておこう。ただ詳しい人が存分に分析できるよう無加工のデータにもリンクしておこう。
では一つ目。E950が先、X20が後。以下同じ。
E950の描写は渋い感じ。リコーも似たような路線である。一方、X20は明るく写そうとするので、オートでは空が飛んでしまった。補正すれば白飛びは防げたと思うけど、黒がどうなるかは定かではない。夕刻であることをきちんと伝えているのはやはり E950の方か。
ついで二つ目。
良い勝負をしていると思うけど、描写力はE950の方が若干勝っているようだ。これはレンズのおかげかな? X20の方、若干手ぶれの気配あり。ホワイトバランスもちょっと狂っているな.
最後の例。
これは照明のパープルぼけの有無で見ると X20 の方が若干有利か。夕方っぽいのは E950。引き締まった印象を受ける.
というわけで、全体的に見るとやはり E950 の方が地力に勝る感じ。5年経ってもまだまだ現役で行けそうな画である。やっぱし高いカメラって長く使えるのね。一方、お散歩カメラとしての X20 の良さを見直すことにもなった。安い割になかなか健闘しているじゃないか。あーこれじゃぁどちらも捨てられないヨ。新しいの、いらないんじゃない?
以前,都営地下鉄の通勤定期の割引率がひどくて,ほとんどの場合回数券の方が得だというニュースを見たことがある.ふと思い立って,京王でも調べてみた.以下は,回数券より安くなる為に,その期間中に何日乗車しなければならないかを示した物だ.ただし一日一往復しかしないものとする.では,実際の所毎月何日使うことになるのだろう.以下は暦通り会社に来た場合の勤務日数である.12月の仕事納めは28日,年始は4日からとする.
1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 21日以上 60日以上 113日以上 ということで,一ヶ月定期はほとんどの場合回数券より損であることがわかる.3ヶ月定期でも,まだ損だ.6ヶ月定期には7日分くらいのアドバンテージがあるが,子供が小さいと平均して月に一度くらいは休むので,この程度のアドバンテージは消し飛んでしまう.
9月,10月,11月,4月,7月 12月,1月,2月,5月 3月,6月 20日 19日 22日 というわけで結論.京王でも回数券を買うのが吉である.
リコーGXに妻のダメ出しが下った。自分でも多少気にしていたのだが、はっきりと「止めなさいヨそんなカメラ使うのは」と言われてしまった...がびーん。何がダメって、室内がてんでダメなのだ。屋外ではそれなりに楽しく撮影できるのだが、内蔵のフラッシュが決定的に使えない。調光がヘタクソすぎて、近くが白飛び、バックは黒潰れと言う最悪の写真を量産する。もちろん、レタッチでガンマを持ち上げれば後ろもそれなりに写っているから、実際には黒は潰れてはいないのだけど、いちいちレタッチなんかしてられないから、適正露出を求めて補正を繰り返すことになる。が、ISO感度の自動調整とフラッシュ光量の調整がうまくかみあっておらず、どうも安定しない。ISOを固定にすれば+1EV位で何とか見られる写真になるが、3040Zoom なんかと比べると月とすっぽん位の差がある。そもそもレンズが 28mm スタートなのに、フラッシュの画角が追い付いてないからそのままでは回りが妙に暗い写真になる。そこで、ステップズームで35mm 相当で写すわけだけど、光量が全然足りない。しかたなく、セカンドフラッシュをホットシューにつけるわけだが、調光用のケーブルがつかないから露出をマニュアル設定することになる...が、絞りが3段しかないうえ、光量不安定な内蔵フラッシュも同時に光るから綺麗に撮るのは難しいのだ。
現在リコーに修正の可能性を問い合わせているが、これはもう売っ払ってしまおうと考えている。22mmの室外専用なら面白いのだが、青空に横引きノイズが残るのがどうしても気になるし、ダイナミックレンジが妙に狭い気がする...外れを引いたのかなぁ。あるいは、1/1.8インチ 500万画素というのはこんなもんなのか。2/3 インチはないとダメなのかも。
ところがである。この夏、各社から一斉に発表されたコンパクト5M機は、そろいもそろって 1/2.5インチである。例えばコニミノX20 の後継として真打ちと思われる X50 。単三が使えなくなったのはまぁしょうがないとして、サンプルがどうにも許せない。こんなんで5Mにする意味あったのか?
パナソのFZ20なんかは同じCCDでもずいぶんよさげなサンプルであるが、FZ7 の方を見るとやっぱしどうかなと思う。FZ2 の方が綺麗なんじゃない?
ついでフジの E510。画質的には一番綺麗。F450よりずっといい。でも xD じゃなぁ。F810とかE550も、素晴らしいけど、xD じゃなぁ。なにせ、リーダ持ってないし。この画素だと 512M 欲しいけど高いし。やっぱダメだ。
というわけで、買いたい物なくなっちゃったヨ。P600はホワイトバランスをいちいち設定しないとダメらしいし...。フジが xD 捨ててくれたらなぁ。それともあきらめて xD の 256M でも買うか...
快勝。えらい。ブーイングされればされるほど燃えましたと選手の誰かが言ってたけど、そんなもんなのかな。それにしても、民度が低いからしょうがないよ(c)石原都知事。日本にも民度の低い奴はいくらでもいるし、そういう連中にはどこの国でも手を焼くもんだと思うけど、今回の試合を見ていて覚えたことは、中国を観光するなら「重慶」は後回しにしておいた方が良さそうだ、ということか。ちなみに、今会社で中国から来た留学生の面倒を見ている。どこからって、なんとその重慶大学からなのだ。しかし、留学先に日本を選ぶ所からして、彼は反日ではない模様。別に親日でもないようだけど :-)
話を聞くと、実家は上海の近くだそうだ。重慶が余りに田舎で貧乏なんでつまらないとか言っていた。なぜ彼が実家から丸一日以上列車に揺られなくては行けない(もちろん学生だから飛行機なんか高くて使えない)重慶を選んだかと言うと、大学入試の統一試験でちょっとヘマをやらかしたので、点が低くても入れそうな大学を選んだんだって。ちなみに彼の実家は別に金持ちでも何でもなく、電通大のスカラシップを取って一年間だけ、見聞を広げるために日本にやってきたのだ。実に真面目で感心な奴である。
というわけで、日本を嫌う若い中国人がそれなりの数いると言う事実と、その原因については、ある程度気を留めておいたほうが良いとは思うが、それが草の根レベルの交流のバイアスになってはいかんとも思う...ただ正直な話、大陸の人より台湾の人の方が100倍つき合いやすい気もする。
出張で軽井沢。さすがは避暑地、涼しい。霧が出れば気温21度で快適だし、晴れてもせいぜい29度、もちろん乾燥しているからこちらも快適。新幹線であっというまだし、実にいい...ただ、物価がもう少し安ければなぁ。
実は7/20に次男が生まれた.多少黄疸が強いようだが今のところ健康なようだ.で,早くも保育園探しを始めているが...どこへ行っても空いてないのは相変わらずである.まったく,行政には少子化を食い止めようという意志があるのだろうか?もちろん,現場レベルでは色々と努力しているだろう.区のレベルでも,保育料の半額補助とか,色々と施策を講じてくれてはいる.でも,そんな小手先の工夫ではどうにもならないほど,絶対数が圧倒的に足りない.
長男が産まれた時も,なかなか入れずに困った.今預けている所にいれてもらえたのは奇跡的な偶然の産物である.それから2年が経ち,東京の出生率は1を切ったわけだが,状況は全く変わっていない.もしかしたら悪化しているかも知れない.
つまるところ,これは「子供を産むなら会社を辞めろ」という無言の圧力なのである.保育園に預けたって,小さい子供は手がかかるのだが,そもそも預けられないのでは話にならない.こうして,キャリアを少しでも重視する女性は子供を産むことにためらいを感じるようになるのだろう.専業主婦しか子供を作れない社会...これが今の東京の姿である.
少子化を防ぐにはどうすれば良いか? 欧州に行けばいくらでもお手本がある.あとは実行するだけだ.本当にこの問題が重要だと思う政治家がいれば,すぐにでも手は打てるはずである.一方,何もしなければどうなるか.こちらの推計によると,日本の人口は2005年にピークを迎え,その後じりじりと減っていく.団塊の世代が寿命を迎える2030年以降急速に減少し,2050年には9000万を割り込み,2085年には5000万を割る.このように稼ぎ手が減る一方では,年金の制度なんていくらいじっても無駄である.本質を理解して行動できる政治家がいないことが,この国の不幸なのかもしれない.
これを読んで、なるほどと思ってしまった。最初の二つのテーマは、別になんてことない。コラムの後ろの方が本質である(と、勝手に定義する)。書いているのは Jeff Root というアメリカ人。一言で強引にまとめてしまうと、メディアの寡占化が進むと発信する内容が偏向してしまい、メディアはプロパガンダの道具になるということ。読んでてうまいと思ったのは次の一節。
ベトナム戦争反対をうたった歌は、皆がいっぱい知ってるよね。でもイラク戦争に反対する歌を知っている人はいるだろうか? 歌がないはずはない。流れなくなっただけだ。そこがベトナム戦争当時と、今の大きな違いになっている。うーんなるほど。メディアがコントロールされているというのはわかった。このままではインターネットの自由も失われるかも知れないと言う脅威もわかった。さぁ大変だ...が、これって政府の規制を変えたからどうなると言う問題ではないかもしれない。まず、記事にもあるように、偏向したメディアと言うのはつまらないと感じる人も多いはずである。どのチャンネルを回しても同じことしか言わないのなら、そういう人々は別のメディアを探すんじゃないだろうか。朝日新聞より東京新聞の方が面白いのは、後者の方が視野が広いからだ。物事はいろんな面から見るのが面白いし、そうでないと本質には迫れない。ということは、こういう人が多ければ寡占メディアはいずれ力を失うはずだ。即ち、人々は偏向した情報よりも多様性を求めていたという結果に到る。
しかし、「常に皆と同じが良い」というポリシーを持つ人々に取っては、多様性なんて邪魔なだけになる。そういう人々は、ロボットのようにコントロールされたがっている(その方が頭を使わなくて良いから楽チンだ)。洗脳するには格好の素材だから、メディアが狙うのはこの層だろう。実際、寡占メディアはより一層力を増しているように見える。同じ物を求める余り、皆がスタンプで押したように同じことを言い、違うことを言うと、もう人間ではないかのような扱いを受けかねない。恐ろしい世界の出現だ。
そこで、本当の問題は、コントロールされたがっている人がどの程度の割合で分布していて、その割合がどう変化して行くか、にありそうだ。仮に今、多様性が失われつつあるのであれば、どうすれば多様性が維持されるのか考えなくてはならないが...結構これって深いテーマかも。