本題に移る前に、お礼をば。迷彩アンテナの設定変更ありがとうございました。いつも御世話になっております。さて本題。例によって時間がないので結論から。その共通点とは、「勝負事は相対的なものである」ということだ。ああなんて単純、そして当り前な結論だろう。
例えば、学会で特集号があるとする。出版される論文数の枠は決まっている。この枠に勝ち残れるかどうかは、理想的な環境下では、自分の論文のクオリティと、他の応募論文のクオリティの相対的な力関係による。
入試だって、全体の応募者のうち、自分の学力が相対的にどのあたりにあるかで勝敗が決まるわけだし、ヤフオクだって、自分の財力と競合する他者の財力との比較で決まるわけだ。
何が言いたいかと言うと、自分のパワー(=論文の質、学力、財力その他)が一定である場合、ある勝負に勝つか負けるかと言うのは周囲(もしくは環境)のパワーによって決まるんだなぁと、しみじみ思うのである。となれば、ある程度の自己研鑚はもちろん必要だけれど、「場」を読む力が同じくらい重要になるんじゃなかろうか。どのくらい安全率を見るかは人それぞれだろうが、勝てる場を選べば、当り前に勝てるのである。
場を読むのは難しい。読みが外れることも多いし、自己のパワーを増大させる方がずっと簡単な場合だってある。しかし大抵は、自己研鑚には限度がある。研鑚の結果を最大限活かすためには、適切な場を選ぶ眼を持たなくてはならない。この能力は、勝負を続けてないと鈍る部類に属するんじゃないか。
というのは、ぬるま湯に10年以上浸かってきて、すっかり勘が鈍ってしまったと感じるからだ。一昨年当たりから相場との対話をはじめ、だんだんと勘が養われて来たような気もする。この勝負勘に頼って、転職も是非成功させたいものである。
ダイキンのプレスリリースによると、快眠に的を絞った新製品が出るそうだ。オカルト一歩手前と言う感じだが、元気なダイキンの一面を感じさせる。起床の一時間前から高濃度酸素を放出し、すっきりとした目覚めを演出するだなんて、すごいじゃないか。ちなみにこちらによれば、外気を酸素富化膜を通しポンプで引いて、酸素濃度32%の空気を作り、これを薄めて酸素濃度22%の空気にして室内に供給するらしい。32%の奴をそのまま送らないのは、やっぱ危ないからかな。オカルティックではあるけれど、こういう所にダイキン工業の良心を感じる。ただ、こうして1%酸素濃度を増やすのと、単に5回くらい深呼吸するのとどれだけの差があるのかとか、つい意地悪なことを考えてしまうのは私がへそ曲がりだからだろうか。松下の酸素エアチャージャーの時も、「これで受験対策は万全」とかメーカーの人が言っていたので、つい「逆だろ」とつっこみを入れたものだった。普段からそんな機械使ってたら、身体が高濃度酸素に慣れてしまって、いざ本番の試験会場で、酸素不足で眠くなっちゃうんじゃないのと疑問に思ったのだ。アスリートは高地トレーニングで酸素取り込み能力を磨くじゃないか。
脱線したので本題に戻る。もう一つの機能にでてくる「ヒアルロン酸」って何だろうと思ったら、2005年モデルのRシリーズに既に搭載されたフィルタのことらしい。これで冬場の肌水分量が2.4倍アップなんだって。うーん本当かどうかわからんけど、いかにも女性に受けそうな気がする。
エアコンはCOP値だけで勝負してもらいたいと個人的には思うけれども、マイナスイオンに端を発した付加価値競争も極まって来た感じだなぁ。
大学入試戦線が変わって来ているそうだ。私の頃人気だった電気、電子、情報関連の学科の人気が落ち、代わって機械系が息を吹き返しているんだとか。確かに、河合塾のネットで調べると東大理一とならんで難関とされているのは東工大の第4類。自分が受験した時、ここは「第5類」の定位置だったはずなのに...5類は2類(金属、材料)や6類(土木、建築)、3類(化学)にも抜かれている。どうも、他の大学でも傾向は似ていて、情報関連学科が定員割れしている国立大もあると聞く。カレッジである電通大などは大学そのものの人気が従来より低下しているようだ。なんともびっくりである。高校生が人気に流されやすいというのを差し引いても、IT業界はこうした現状を憂える必要があるのではなかろうか。学生は間抜けだけれど、間抜けなりによーく見ているし、情報収集も欠かしていない。学生に人気がないと言うことは、産業としての将来を疑問視されているということなんだろう。さて、ロボットとかナノテクといった流行のキーワードに対し、ユビキタスと言う言葉でどれだけ闘えるものだろうか。
ミサワの年次調査が公表されている。去年のものと比較すると、都心部での若干の値上がり傾向が見て取れるものの、全体としてはほぼ横ばい、周辺部では下落。子供が減ることを考えると、横ばいが続くのもこの先数年がいいとこで、その後はまただらだらと下がり続けるんだろうなぁ。金利の面ではいま住宅を手当てするのがよさそうだけど、価格としてはまだまだ高いんで、住宅選びは難しそうだ。
東大も値上げ、年 53万5800円になるんだそうだ。国立の大学に行ってた人は、自分の頃の授業料を思い出して欲しい。何倍になってますか?参考となるグラフはこちら。なんなんでしょうなぁ、これは。デフレで給料が減る中、二年に一度きっちり上がっている学費。米百俵なんて全くの嘘ですね。
こういうのもありました。すでに定員が割れている私学も多いようですし、一応倍率が1を超える学校でも、倍率の値はジワジワ下がっているそうです。子供が減ることの恐ろしさを一番感じているのは、この業界かも知れません。
30秒でわかる転職診断とかいうのをやってみた。転職おすすめ度:70% ....かなりの不満をお持ちです。すぐにキャリアコンサルタントに相談して、あなたに適した会社を探しましょうだそうだ。うーむ。しかし、これ全部「はい」を選んでも90% にしかならんかったし、全部「いいえ」を選んでも20%にしかならんかった。謎だなぁ。結構すぐ 90% になるようだから、70% というのは実はビミョーなのかも。文面は 90% と変わらないし。いい加減なテストだなぁ :-)全然関係ないけど、PSPって自爆炎上してるのかな?。操作系の欠陥って致命的だよなぁ。外野からは、任天堂DSとの戦いが熱くなるのかなぁ、任天堂ガンガレと思っていたけれど、なんかこのまま行くと不戦勝って感じかもしれませんね。ソニーも知合いがたくさんいるから是非ガンガッテ欲しいものです。
ソニーの不調を自分の会社になぞらえてメモしようかと思ったけど、某アメ車のマーケティング担当がなかなか味わい深い表現を使っているのでメモっておく。以下引用。最後に6リッターのV8エンジンなんですけれども、OHVにこだわり続け、スモールブロックを組み合わせています。これによって大排気量ながら部品点数を少なくシンプルな構造とすることで、パフォーマンスをフルに発揮できるようにしています。メンテナンス性もよく、かつオーバーヘッドバルブの採用によって低回転から太いトルクを発生するような特性を持ち、DOHCタイプのエンジンとは違った醍醐味をもたらすエンジンになっております。排気量が大きいことで燃費はどうなのかという質問をよくいただくのですが、極められたOHVによって燃費性能の高さにも貢献しています。趣味の車だから OHV に拘るのを別に悪いとは思わないが、嘘はいけない。二点だけ指摘したい。個人的には、スタイルと 6000cc の V8 エンジンが気に入った人には結構リーズナブルな選択だと思うけど...やっぱし結構壊れるらしいんで覚悟が必要かも知れませんね。
- 「OHVの採用によって低回転から太いトルク」...こんなのを信じて吹聴して回ると、「やっぱしアメ車乗りは脳味噌が筋肉だ」と言われるから注意しよう。BMWのページから同排気量のエンジンのスペックを見ればすぐにわかる。OHVなアメ車が 546Nm/4400rpm なのに対し、最新 DOHC エンジンは 600Nm/3950rpm だ。
- 「燃費性能の高さにも貢献」とかいうならば、どうしてこちらのスペックに燃費の項目がないのだろう。激しく疑問である。BMW の 6.5km/l に並ぶのはまず無理だとしても、隠すのは良くない。隠しといて「燃費性能の高さ」とかいうのはもっと良くない。
それにしても、なかなか 6000cc 級の乗用車ってないもんで、つい BMW を引合に出したけれども...760Li ってすごい車ですねー。さすがはフラッグシップ。
- ドメイン移行。なづけてネットからさくらインターネットへ。これで年に2000円の節約になる。なおこれにともない、さくらのレンタルサーバもついでに契約したので、ログ置場も引越しした。www.cosho.org は変更ないけれど、正式な URL が http://www.cosho.org/cosho というのになった。
- 某所にて、プリウスに搭載されたのと同じ自動車庫入れ機能を体験。ステアが勝手にくるくる回るのは画期的な気分。ただ、設定のインターフェースがちょっと練れてないため、結局のところあまり使われない機能なんだそうだ。
- 1月の光熱費が結構キタ。ガスが 122m3 で 14823円、電気が 478kwh で11212円。 子供に風邪を引かせまいと、子供の寝る部屋では暖房をきっちり利かせているのだが(それでも夜間の設定は16度だけれど :-)、このガスストーブが結構キテいる。ちなみに長男が生まれた年も同じように暖房したけど、101m3-12614円/396kwh-9715円だったから、次男の方がより優遇されているようだ。いずれにせよ風邪を引かれて仕事を何日も休むのに比べたら、光熱費が多少アップするくらい安い物だ...とか言いつつ、自分の仕事部屋の現在の室温は、11.5度である。節約である。ただ、200W のアンカで足元は熱いくらいだし、綿入り半纏を着込み膝掛で暖気を貯めているのでこれでも快適なのだ。ただし過去の経験からすると、室温が10度を切って来ると手先がかじかむ :-)
来年3月までで消えるんだそうだ。記念撮影をするなら今のうち。にしても、あれ使ったのって記憶にある限りでは、1度きりだ。確か山手線が止まったとかでどうしても電話しなくちゃ行けないシーンがあり、携帯は輻輳して使い物にならず、すぐ使えたのがICカード電話だけであり、しぶしぶICカードを買ったような気がするが、その後買わされたカードがどこへ行ったかは全然覚えてない。使いきるために、わざわざ公衆から国際電話をかけたような気がする。
で、ICカード電話の失敗をケータイが普及したせいにしているようだけど、それは違うと言いたい。本当の理由は、少なくとも二つある。まず、切り替えの理由が偽造防止、即ちNTT都合であったということ。磁気カードを捨てて非接触式にするのは、ユーザに取っては何のメリットもなく、ただ不便なだけだった。
それから、ICカード式公衆電話が従来の磁気カードを受け付けなかったと言う点である。一体誰がデザインしたのか知らないが、後方互換性のない端末を開発したと言うのは重罪だ。基本の「き」すらできてない。NTTならびにグループ企業には米国で学んだMBAホルダーが履いて捨てるほどいるのに、どうしてこういうことになるんだろう。
愚考するに、おそらく企業体として熟してないのだと思う。多少(ではないのだが)損が出ても、別にイイジャナイカ、ガンバッタンダカラと言うような甘えがある。損を出しても責任を問われないので、全社的に失敗に寛容である。それどころか、大失敗しても普通に出世できる。というのは、失敗を認めず、社内的にはなんとなく成功したように取り繕うことが可能だからだ。
それで回っているうちは良いかもしれない。しかし、いつまで続くだろう。世の中は次第に、NTTが行う大本営発表の真相に気がつきつつある。
楽天のイーデジという店で、定価 138,000円のチタンブラック外装デジカメが税込み送料込で4万で手に入る。おもわずクラッと来たが、あちこちのレビューを見て思いとどまった。あぶないあぶない。しかし、屋外の逆光専用カメラとしては期待できなくもないかも知れない :-) リコー GX と同様、当たりの個体を掴めば渋い描写をするようだ。ある意味ギャンブルかもしれないが...
個人的にはやっぱし、レンズセットが遂に8万を切ってまだ下がっている E-300 が現時点で一押しだ。フジの F700とラチチュードを比較していたサイトもあったが、当然かも知れないが E300 の圧勝だった。転職が決まったら、E-300 を買うかなぁ。
生協のチラシに、また怪しい文句とともにツッコミどころ満載の製品がのっていた。カビ取りなっとう君(押し入れ用):押し入れや下駄箱のジメジメ/匂いに! ゼリーに含まれた納豆菌が水分といっしょに蒸発し、周囲に飛散してカビを食べます。自然に戻そう、自然の力で! 成分/有効微生物BB菌、ミネラル水、高分子ポリマ−実に謎が多い表現である。菌と言うのは蒸発するもんなんだろうか(んなわけない)。空気中を浮遊する菌と言うのは聞いたことがあるけど(酒蔵の酵母とか)、あれは細かい塵とかにくっついているはずであって、ポリマーから自発的に蒸散する菌なんて、一体全体どういうメカニズムなのか。妻によれば、納豆菌はバクテリアであって、かりに蒸散できてカビに取り付いたと仮定しても、カビを食うほどの力はないんじゃないかとのこと。そもそもジメジメしている場所に菌つきゼリーを置いておいたって水分は蒸発しにくいんじゃないのか。「自然の力で自然に戻そう」ってのもわからない。カビは自然じゃないのか? むしろBB菌(納豆菌類)とか言う方が人工的な感じじゃないか。似た製品のカビぱっ君とかいうのを見ると、納豆菌類は水分が嫌いなので水の中にいれると空気中に飛び出して来るんだそうで(なんだそれ)。ああ、わからなすぎ。
Google で調べると、ほぼ通販サイト「だけ」がひっかかる。9ページ目に、主婦っぽい blog ページがひっかかり、「風呂場のカビが取れた、これは感激」といった内容を確認したけれど、ちょっとわざとらしい表現であり、「こすらずに根こそぎカビキラー」と同じ匂いを感じる。やっぱし効果ないんじゃないのか。
しかも、これはシリーズものなのだ。ほかにも「トイレのなっとう君」と「台所用カビ取りなっとう君」が存在する。怪しさ爆発。まぁ、毒にもならないとは思うけれど。
年始に、妻がおもむろに「靴下福袋」というのを買ってきた。1000円で7足入っているのが売りである。普段自分では選ばないような物が入っているのが福袋の良い所(?)だが、これにもいくつかそういう物があった。三つあげよう。
- 五本指靴下: なにやら健康に良いとかでブームになったらしい。指を一本一本いれるのが面倒なのと、人に見られるとちょっと恥ずかしいのがネックであるが、履き心地はいたって普通。本当に健康に良いのかしらん。
- ロングソックス: ふくらはぎまである靴下であり、ふくらはぎ部は収縮性の強い生地が使われている。締めあげて血流を促進するんだそうだが...効果不明。良いような悪いような...暖かいのは確かかな。なんだか女の子っぽい。
- ショートソックス: 若い人が良くはいてそうな、くるぶしよりちょっと上までしかない靴下で、この時期はちょっとどうだろうと思ったが、履いてみた。やっぱり寒い。うおーこれは寒い。冬に履くもんじゃないことが判明。
なんとなく こんなのを買ってしまった。別に War driving するわけじゃないけど、ときどき HotSpot(R)サービスを使うことがあるので。さっそく移動中に試してみたけれど、結構ぱかぱか点灯して面白い。バスで畑の中を移動している時にもふと点灯したりして、周りを見るとアパートがあって、あーあそこは YahooBB でも入っているんだろうかなどと思えたりする。自分で考えていた以上に、無線LANの電波は氾濫しているんだなぁと認識を新たにしてしまった。
VGA で 30fps の動画が撮れるデジカメが増えて来た。が、所詮動画はおまけなのか、ちゃんとした注意が書いてないことが多い。例えば IXY Digital 40 は VGA/30fps はもちろん QVGA 60fps といったスムーズな動画が撮れるのを売りにしているが、動画時はフォーカスが固定になるので被写体が大きく移動するとピンぼけになったりする。ところが仕様を見てもパンフォーカスになるなんて書いてない。まぁ大抵の用途ではパンフォーカスで良いわけだけど、仕様にはきちんと書くべきだと思う。それに、せっかく DIGIC II で高速化がはかられたのだから AF にしてくれれば良かったのにと思ったりする。AEの追従ものんびりだ (AEが追従しなかった以前の機種よりは進歩したけれど)。AEとAFの追従性を上げないのは、ビデオカメラとの差別化をはかるためだろうか??
SANYO DSC-MZ2 は、もちろん AF だけど、こちらも追従性はのんびりさんだ。残念ながらSANYOの新機種は、すっかり極小画素 MPEG4 カメラになってしまって...動画撮影中に静止画が撮れるのは立派だと思うけど、室内では話にならない画質らしい。なかなかあれもこれもと言うわけには行かないようだ。
ところで、いま Coolpix E3700が安い。結構おすすめかも。これも VGA ムービーが撮れるけど、AE/AF はどうなっているのかしらん。
USB1.0しかない、ちょっと古いパソコンに USB2.0 の PCIカードを差して使っている。当然(?)ポートが足りなくなるので、USB2.0 ハブを繋いでいた。が、システム(Win2k-SP4)がいきなり落ちることがあり、何かおかしいと思いつつ、忙しさにかまけて調べていなかった。が、ようやく原因が判明。これ。知らんかっとんてんちんとんしゃん。
これまで、なんか遅いなぁと言うのをUSBメモリのコントローラのせいにしていた。ごめん。今回、USB2.0 のハードディスクがどうにも速度が出ないんで、やーーーっと気がついた。いやー、情けない。
もう少し暇になったら、新しいパソコンに引越ししなくちゃなぁ。これがまた面倒でねぇ...
今年末年始の渋滞が昨年に比べ1/4になったそうだ。これを ETC効果と言っているが、本当かなぁ。もちろん効果はあると思うけれど、なーんか国交省の誘導くさい感じ。特に気にくわなかったのが次のフレーズ。
「利用台数は約22万台で、昨年度の約24万台と大差なく」1割近い差を「大差ない」と断じてしまって良いのだろうか?? 激しく疑問。ただ、ここできっちりやるとニュースではなくなるわけで...ニュースって本質的に恣意的な部分があるのかも。
自宅の無線LANベースをこれに変えた。これまでは同社の2003モデルを使っていたのだが、無線区間が遅いのが気になっていた。新機種はハイパワーになってスループットが上がるというカタログの文句を見て、速攻で調達したのである。ただ、電波が強力になるということは近所への漏洩も強まると言うわけで、これまで通り WEP 128bit + MAC フィルタによる制限だけでは心許ない。よい機会なので WPA/TKIP に変えてみた。自宅は Mac /Windows 混在なので、AES は使えない模様。Mac だと「WPAパーソナル」という設定になる。TKIPだと暗号化がソフト処理なので、パフォーマンスが落ちると説明がある。この落ちっぷりと、無線区間の安定による高速化のどちらが勝つか...やってみると、やはり無線区間の安定化の功績が顕著であった。シグナルを見ていると、これまでめったに 54Mbps にならず 48Mbps とか 36Mbpsとか、場合によっては 12Mbps とかまで落ちていた場所(炬燵の上ですが)でも、ほとんど 54Mbps をキープできるようになった。いやー素晴らしい。快適快適。これで電子レンジも恐くなくなったかな。
ONKYO MHP-UW1というのを入手。さっそく繋いだら「コントローラの帯域幅の上限を超えています」とか言われてびっくり。ちょっと調べると、USBってのは帯域をあらかじめ予約するらしい。メーカは違うが、USBオーディオではFAQの部類に入るようだ。へー。確かに、確認してみると同じバスに繋がっているUSBカメラが 70% ほど食っていて、システム予約と合わせて 93% も食っており、オーディオが割り込む余地がない。
それじゃ、っていうんで、さっそく違うバスに接続して、良い気分で使いはじめた...と思ったら、なんだこら、音声がブチギレじゃんか。
この期に及んで、ようやくマニュアルを読む(汗)。「近所で無線LANを使っているような場合はチャンネルを変えて下さい」との指示にしたがい、何回かチャンネルボタンを押したら、ようやく途切れがなくなった。うーん、そういえば隣の席に AirMac Extreme のベースステーションがあったっけ。
よしよし、快適快適。これはいいかも。
にしても、USBのバスに色々ぶら下げるとやれ電力が足らんだの、やれ初期化に失敗しただのとうるさいなと思っていたが、帯域が足らんと言われることもあるとは...USBって便利だけど、デバイスが増えて来ると使いこなしが難しいような気がする。
先月入手して気に入って使っていた充電器に、致命的欠陥を発見。なんと、サンヨーの超強力な 2500mAh 単三 NiMH電池をフル充電できないのである。ガーソガーソガーソ電圧を見ていると、1.4Vでトリクル充電に入っているんで、充電器は別に悪くなさそうだ。むしろ、サンヨーの新型電池の充電特性が、従来の NiMH と違うということらしい。ううむ。これはやられた。
となると、宣伝文句にある「タイマーを使っていないので大容量電池にも対応」ってのは間違いであるからして、指摘してやりたいがめんどくさいのでこんなところに書いておくだけにしておく。やはり最新型電池にはメーカー純正の充電器が必要なようだ。
で、ここから話はこの 2500mAh 電池への賛美へと変わる。私はこの電池を DSC-MZ2 というデジカメ専用にしているのだけれど、これがまぁ良く持つのである。MZ2 と言えば電池が激しく持たないことで有名だったのだが、当時の NiMH と言えば 1600mAh 程度だったわけで、最新の電池技術が欠点を埋めてくれたようだ。容量だけでなく放電特性も良くなっているのだろう。
容量でサンヨーにぬかれたパナソニックの再逆転はあるのか。今年も NiMH 電池の戦いから目が離せない。
用事で府中へ行った。改札を出ると、そこは戦場だった。ニュースでは聞いていたが、駅前は改革派に占拠されている。駅からちょっと歩いた先のビルへなんとかたどり着き、用事をすませて帰ろうとすると、駅前を包囲した自衛隊と改革派の間で銃撃戦がはじまった。空には爆撃機、地上には戦車。ああ嫌だ、内戦なんて。両手を高く上げ、無所属市民であることをアピールしながら、命からがら、駅へ駆け込む。構内までは、まだ銃撃が及んでいないようだ。電車に乗り、帰途につく。地方からはじまったこの戦争、戦火は次第に都心へ向かっているのだ。うちの回りはまだ平穏を保っているが、駅前には銃砲店が開業しており、「自分の身は自分で守りましょう」とかいってライフルを販売中だ。こんなもん買っても意味ないよな、と思いつつ、一丁もらう。弾丸も一箱くれ。
国を捨てる人も増えて来た。が、ほとんどの場合、留守宅を改革派に没収されるらしい。保全登記をしておけば、将来国が安定した時に返還訴訟を起こせると聞くが、戦争だもの、まぁ無理だろう。国の安定こそが経済の安定なのだと気づくが、そもそもこの戦争だって発端は経済がおかしくなったからだ。消費税が15%になり、税金と年金と保険を足すと収入の半分は国に持っていかれているというのに、それらの金はこれまでの借金返済や引退老人にばらまかれ、間で太るのは役人だけという惨状をみかねて、改革派が遂に立ち上がったのだった。最初のうち、庶民は改革派を応援していたが、改革派が弾圧に抗して銃を手にしたあたりからおかしくなってしまった。ああ困った。どうしよう。ああ困ったと思いつつ、買ってきたライフルをクローゼットのコートかけに引っかけた。
と、ここで目が醒めた。なんだ夢か。明治維新の頃の庶民って、こんな感じだったのかしらん。
が、こんな夢を見るなんて新年早々物騒だ。なんてこった...
年が明けたが、朝に雑煮やおせちが楽しめる以外は、いつもの週末とあまり変わることはない。年末に高校の同窓生たちと忘年会をやった折にとったデジカメの写真をアルバムにアップロードする等といった雑事を、子供が寝た隙を見てちょっとずつ進めている次第。で、友人から同じ忘年会写真が送られてきたのだが、これまた何の加工もせずとったまま送って来るもんで...普通なら「縮小くらいせいよ」と言いたくなる所だけれど、EXIF情報が残っているから良しとする。さっそくネタにさせてもらうことにした。
友人のデジカメはリコーの Caplio G3。1/2.7インチの3M CCDを載せ、35mmからの3倍ズームと組み合わせたありがちなタイプだ。レンズの開放F値は2.6だが、ISO800の設定があるのが売りである。
ちなみに、リコーGXはISO1600まであった。が、使っているとき、本当にこいつはISO1600なのかよという強い疑念を抱いていた。思うようにシャッタースピードを稼げないからである。モデルは違うが、同じメーカーであるからして、リコーが言うISOレートの妥当性を明らかにできるかもしれない。
さっそく、私が持っていったデジカメで撮った画像と比較してみた。私のは 1/2.5型3M CCD機だ。レンズは開放F値が2.8。ISO400まで設定できる。このとき、飲み会の席の露出は F2.8 1/12秒だった。
友人のはどうかというと、同じ場で同じような構図のもとで、ISO800設定で F2.6 1/4秒になっていた。それみたことか、と言う感じである。確かにちょっと露出オーバーに写ってはいるが、こんなスローシャッターでは ISO800の設定があっても嬉しくない、ていうか他社(私のデジカメ)の ISO400 よりスローシャッターになるってどういうことじゃいと問い詰めたくなる。
よく掲示板等で、ソニーのデジカメの ISOレーティングがインフレ気味だという話をみるけれど、どうしてどうして、リコーも十分インフレじゃないかと思うのであった。
全く、デジカメって難しい。