先月買った車、かれこれ3000kmくらい走った結果、平均燃費が15km/lとなった。1600cc だし、まぁ良くも悪くもない感じ。もう少しゆっくり走れば、16km/l 程度は余裕でこなせそうだ。もっとも、プリウスの 30km/l にはとても敵わないが。
サクソVTSのエンジンは上の方まできっちり回る...ていうか、4000rpmから上は勇ましく一気に吹ける特性だ。これは結構気持ちが良くて、3000rpm より上をキープしていると、素晴らしいダイレクト感が楽しめるのだが...昨今のガソリン価格を考えると、楽しい運転はほとんどしていないのが実情。高負荷時には多少オイルの減りが早い気もするし。
で、なるべくインジェクタがガスを吹かないよう、ただひたすら微妙なアクセルコントロールをしながらエコランに努める毎日を送ると、つい、こんな奴を付けたくなったりする。車速信号さえ取れれば良いので、どれにでも付きそうなのだが...なぜか私の車はシガーが壊れている。ぬぅ。さすがラテン車。
今月の「ざ総括」はレクサス特集。一言で言うなら、a) IS=MarkX と同じでちょっと変 b) SC は良くできてる c) GS ダメダメ とのこと。ふーん。これが本当なら、なんだかがっかりだ。高級車なのに、本質的な所に手がかかってないそうな。でもまぁ、製品を育てるのはユーザだからして、これで売れるのであれば日本マーケットはそんなもんだと言うことなのかもしれない。記事では、日本のユーザは賢いから乗り心地がショボイのはすぐわかるはずだと言っているけど。さてどうだろう。
ただ、特にGSは酷評されていた。どうやら、変な電気デバイスがテンコモリらしい。まぁ、新しいデバイスは保守層には常に受けが悪いものだけれど、彼らが言いたいことも良くわかる。要するに、どうせ金をかけるのであれば、チョコザイな電子デバイスではなく、しっかり動くサスペンションや、組み付け精度といった、本質的に重要で金のかかる所に回すべきだと言うことだ。実際、素人の自分が読んでも、スタビをアクティブにすると言うのはどれだけ有効なのか良くわからない。
ちょっと心配なのは、路面は常にフラットであり、サスペンションは常に計算通り動作するというのを前提に車作りを進める一派がもしトヨタ内にいるのであれば、今後もこういう勘違い車が出て来るのではなかろうかということ。過去にもこうした電子的な適応デバイスはたくさんあったけれど(TEMSとか)、総じてぱっとしない印象がある。忘れてはならないことは、たぶん以下のようなことだと思う。
つまるところ、ドライバーに違和感を与える制御系とは、ドライバー自身のフィードバック系に対する外乱に過ぎない。外乱の特性が常に予測可能であれば、ドライバーは自然とそれを補償するので困惑は一過性な物でおさまる。しかし、中途半端にセンサを備え、中途半端なアルゴリズムで知能化をはかると、ドライバーはこの外乱を補償できなくなり、不快を感じ、時には恐怖を感じるのである。
- 路面は常に凸凹であって、フィードバックで制御をする限りにおいては常に応答遅れが存在し、原理的に遅れを消すことはできないと言うこと。
- さらに、ドライバー自身もフィードバック制御をしており、応答遅れには極めて鋭敏であるということ。
- もっと重要なことは、ドライバーが備えるセンサ系は車のそれなどよりもずっとずっと高精度で適応的であって、しかもドライバーは常に予測制御をしているということ。
一体全体、ドライバーが主役なのか。それとも、車が主役なのか。その辺の哲学なくして、下手なデバイスは搭載すべきではないと思う。速度をあげてコーナーに突っ込めばロールするのが当り前なのに、急にスタビが堅くなってロールしないとか、低速の交差点では急にステアが軽くなっちゃうとか、そんな車ばかりになってしまったら困ってしまう。小手先の化粧はやめて、もっと本質的な所で勝負して欲しいものだ。
前の会社の部長が退職記念品の名目で祝い金を集めてくれた。意外な人がお祝いをくれたりしてありがたいやら嬉しいやら。ただし一方で、職位の高い人の財布が異様に堅いと言うか、長の付く人がお祝いとしてこんな金額を払うなんて良く恥ずかしくないなぁと思ったりもした。
例えば、ずいぶん長いこと会ってない大学の同期が2000円もくれたのに対して、所長は1000円。気持ちのこもった前者はとても嬉しいが、後者はいかにもつき合いと言うか、渋々払ったなと言うか、何やら手切れ金のような違和感を覚える。いっそ、何もくれない方がすっきりすると思うのはわがままだろうか。
まぁ、前職のマネジメントに付いては、もう何も言うまい。
「ガイアの夜明け」で、油田開発の鉱区入札に取り組む日本企業の姿が描かれていた。 入札は原油の取り分の比率が低いものが勝つそうだ。ただ、あまり低すぎると利益がでない。
番組では入札の値を決めるミーティングの様子も映し出していたが、この比率は凄く重要なはずなのに、マネージャの勘で決めているように見えた。若い技術者が「これでは儲けが出ません、利益率数%です」と言っているのに、「それで良いんだ、これはスタートなんだから」と聞く耳を持たない。大丈夫かなぁと思いながら、入札結果を見守った。
結果として、この企業は希望の鉱区を落札した。しかし、2番札との差は3%以上。断トツの、安値落札だ。番組は「男たちは勝利した」などと言っていたが、本当にこれは勝利なんだろうか。彼らが自分たちの比率を読み上げた時、会場からは笑い声も聞こえたのだが...
もちろん、これは結果論に過ぎない。しかし、彼らはプロフェッショナルであるはずだ。利益を度外視する姿勢は、あまりカッコ良いとは思えなかった。会場には中国企業も来ていて、別の鉱区を落札していたけど、彼らは2番札に対してどれだけのディスカウントで勝ったのだろう。
近所の居酒屋。なぜか「伊勢うどん」の看板が大きく出ているのが気になっていた。 今日は帰りが遅くなってその辺の食堂が閉まってしまったので、おもむろにこの店ののれんをくぐることにし、「伊勢うどん」を注文してみた。
伊勢うどんと言うのは太い麺と黒いタレを特徴とするこんな奴である。実は昔、楽天の通販で買ってみて失敗した経験があるので、ちょっと冒険なのだ。
結果、なかなかいけた。麺は太くてふわっとしており、モチモチとした食感。タレは出汁が効いていて大根おろしがいい具合に香りを添えていた。作り方でこうもかわるとは...。ひょっとして主人が伊勢出身?そういえば的矢ガキというのもメニューにあった。次はあれにトライしたいものである。
東名を一度も降りないと、4750円かかる。正確には、2回休憩してそのたびに缶コーヒーを飲むので+240円だけれど。今日は事故もなく、渋滞もなく、ドアtoドアで4時間を切ることができた。これくらいだとだいぶゆとりがある。燃費も17km/l くらい行くし。
最近の燃料費高騰のせいか、ゆっくり走っているトラックが多い気がする。90km/h リミッターの影響もあるかも知れない。しかし、80km/h で走っているトラックを 90km/h のトラックがゆっくりゆっくり抜いて行くのはちょっと迷惑かも。抜く時はさっと抜いて欲しい。BMWとかポルシェとかが後ろから爆走して来て、挟まれそうで恐いのだ。時には、爆走トラックが迫って来ることもあるが、そういう場合はさっさと避けることにしている。居眠りだったらかなわないもんね。ともあれ今日も無事でありがとう。
東京に帰る時、東名を袋井で降りると通勤割引が効く。その後、1号のバイパスを延々沼津まで行き、そこから川崎まで乗ると今度は夜間早朝割引というのが効く。合わせて、高速代は2600円。普通に深夜割引を使うと4750円なので、2000円くらい節約できる。
で、今日も袋井で降りたのだが...1号のバイパスが工事で通行どめ。静岡は激田舎なので、バイパスが止まると他に行き場が無い。見るも無惨な大渋滞に巻き込まれた。前も後ろもトラックだし。いやーん。
とても我慢できず、吉田から東名に復帰した。良い調子で御殿場を越え、中井の長い下りを過ぎたあたりで急に前のトラックがハザードを出して止まってしまった。事故である。しかもトラック三台がからんでいて、1台なんか壁にめりこんでいるし。当然、またも大渋滞...ていうか通行止めとなった。消防車が2台、救急車が1台、パトカーが数台、ワラワラと集まって来る。みんな車から降りて野次馬になっている。トラックが横向いて塞いでいるので、いつ動くのかわからん状況。猛、エンジン切って寝るしか無い。
30分か40分かしたころ、警官がハンドマイクを持ってアナウンス。「大変お待たせ致しました。もうすぐ通れるようになります。皆さん車にお戻りください」。 ドヤドヤと動き出す野次馬たち。ほとんどがトラックの運ちゃんだ。
まぁ自分が巻き込まれなくて良かったとは思うけど、1日二回も通行止めを食らうなんて。袋井で降りなければ良かったなぁ。吉田から乗ったから、結局総額が4600円。150円しか節約になってないというオチまでついた。つかんぽー
最近、半導体各社のホームページからデジカメ用CCDの情報が消えつつあるような気がする。メンテしているCCDページがちっとも更新できなくなってしまった。例えば 1/1.8 インチの 8M CCDなど、各社から出ているはずなのにちっともデータが見付からず、件のページではシャープ製品しか載せられないでいる。
これの背景には、今のデジカメは高画素上等の競争になっていて、感度は二の次になっているということがあるのだと思う。新製品を出すたびに感度が下がって行くのを、アンプの低ノイズ化とかノイズリダクションの強化でごまかしているんで、等倍で見ると粉を吹いたような特徴的な絵になるし、縮小すると細かいエッジがぼやけた締まりの無い絵になっている。晴天の屋外は、とっても綺麗なんだけど。
で、デバイス各社からデータが出て来なくなったと言うのは、たぶん「感度」の値を出したくないってことなのだと思う。自信が無いのか、良心が痛むのか良くわからないけれど、いずれにせよデータを隠すというのはいかがなものだろうか。ちょっと残念。
土曜日に医院で手当してもらった膝の擦り傷。日曜の夜には、もうガーゼが汚れてきたので、妻が買って来てくれた「キズパワーパッド」というハイテクバンドエイドに替えた。しかし、しばらくの間、こいつのポリマーでも吸収しきれないくらい浸出液が出て大変だった。今日は何とか、ぎりぎり吸収できているようだ。ちょっと大きめの傷だと対応が難しいらしい。
とはいえ、吸収力があってほとんど交換しなくて良いと言うのは楽だ。従来ならば、ある程度乾燥するまではベチャベチャになって大変だったはずの傷が、痛みも少なく、直るまで放っておけると言うのは実にブレークスルーだなと思った。普通のバンソウコウよりかなり高いようだが、これはそれだけの価値がある。一家に一箱、ですな。
ニュース番組はこれ一色。結局のところ、日本は先の戦争を全く反省してないのだと言うことを知らしめたことになるのだろう。全く残念なことだ。
NHKの評論家が、良いことを言っていた。今はまだ、愛国デモとかやってる連中に購買力が無いから影響は小さいが、5年後、10年後、彼らが所帯を構えて消費する側に回った時に、ボディブローのように効いて来るのではないかとのこと。ボディブローですめばいいが。「好き」を「嫌い」に変えるのは簡単だが、「嫌い」を「好き」に変えるのはものすごく難しいはずで、我々は10億の市場から締め出される危険に晒されているのだ。そういう大局的な考え方を、首相ともあろう人が理解しないのである。日本の繁栄はどこから来ているのか、今後どこへ向かうべきかを考えた時、首相個人の意地と引き替えに失った物は限りなく大きいと思う。
ヤスクニ問題は、他国による内政干渉とか、そんな子どもっぽい問題じゃない。これは「いかに儲け損ねたか」と言う問題なのである。
保育園の運動会で、男だからと言うだけの理由でリレーに出されることに。まぁ頼まれたからには頑張ろうと思って張り切って走る。1コーナーを抜け、直線で更に加速...と思った途端、足が付いて来ず、バランスを崩して激しく転倒。なんとまぁ。
ダッシュなんて高校時代以来やってないから、ほとんど20年ぶりなのである。突然やっても、うまくできるはずが無いわけだけれど、頭はできるつもりでいるから恐ろしい。年をとったせいか、あるいは運動不足のせいか、その両方なのかは良くわからないけど、「思った通り身体を動かす」ためにはそれなりに訓練を要するのだということにいまさらながら気づく始末。うーむ。
ところで激しく転倒した結果ひざ小僧を擦りむいてしまい、これが結構痛い。流水で十分洗い、マキロンで消毒...しても結構痛いんで、「えー大げさなんじゃないの」という家族の声をシリメに外科医院におじゃました。
「あーやっちゃいましたねー」と、医師は特に呆れるでもなく労ってくれた。「こういうの、一番時間がかかるんですよね。1週間くらい見てください。」とのこと。全治1週間の怪我かぁ。ただ、やはりプロは道具が違うんで、赤チン消毒の後、抗生物質が染み込んだメッシュというのを張り付けてくれて、その上から抗生物質入りの軟膏を塗ったガーゼを当ててくれた。これで痛みがだいぶ楽になる。直りも早くなると良いのだけど。
有名な研究者の日記に、TGVを礼賛して「新幹線は時代遅れ」と決めつける文章を発見。これを海外かぶれと言わずして何と言おう。良く知らないのに適当なことを書くと恥をかくという意味で、他山の石としたい。
私のアンテナを見れば誰のことかはわかるのだけど、直リンクは貼らないでおく。件の研究者がしっかりした人ならば、そのうち訂正されるに違いない。以下は明らかな間違いである。
欧州の列車が乗り心地が良いのは、大抵の場合、遅いからだ。TGVの高速区間は、確かに滑べるように走って心地よいけれども、だからといってTGVのシステムが世界的に見て最先端かと言うとそんなことはない。さまざまに異なるシステムや車両形式があるのに、それらをまったく考慮せず「新幹線」と一括りにするのも乱暴にすぎる。何かJRに怨みでもあるんだろうか。
- 「TGVは揺れが少ないし」→リヨンとかCDGとか、高速区間しか乗ってないからそういう感想になる。もっと先の田舎に行って見れば、激揺れを感じるはずである。
- 「新幹線は全ての車両にモーターがあるので」→いまどき、全車両が M編成なのは500系だけ。700系は 12M4T だし、300系は 10M6T だ。(M=モーター車、T=トレーラー車)
- 「最高速度狙いの時は徐々に加速して速度をあげた方が有利なのです」→何がどう有利なのだろう。機関車形式は機関車が重いために軌道に与える影響が大きいし、日本みたいに高架が多い場合は電車形式のように分散動力の方が軸重が軽くなるため、コスト面で断然有利だ。
- 「新幹線は世界的には時代遅れになりつつあります」→700系のセミアクティブサスペンション、騒音を抑えるパンタグラフ形状などをみるとどこが時代遅れなのか良くわからない。
とはいえ、私もTGVは好きだ。5分や10分遅れても気にしない、おおらかなところが実にラテン的だし、全車禁煙と言うのも素晴らしすぎ。ただ、椅子の向きくらい替えられる方が良いと思いますがね。
今日は役員向けの展示会。いれかわりたちかわり、偉い人がやって来るもんで結構大変なのだが、一つだけ楽しみがあった。なんと社長が来るのである。本物だよーとかミーハーなことを考えていたのだが、前の会社での経験から、大企業の社長と言うのには常に取り巻きが十人くらいついてくるもんだと思い込んでいたので、さぞや大部隊になることだろうと想像していた。
ところがどっこい。付き人がいない。さすがに受け入れ側の付き人はいるが、来訪する側は社長一人。しかも後の予定が押していて急いでいるはずなのに、わざわざ「君達にはお礼を言わなくちゃならない。本当に良く頑張った。あれだけのイベントを無事成功させてもらって、会社のイメージに対する貢献は極めて大きい云々...」とのナガーイ労いの言葉を賜わった。こういう人が社長なら安心して働けると言うものだ。その場にいたメンバーはそれほど多くなかったけれども、全員が「よーしまたがんばるぞ」と思ったはずである。やっぱし社長になる人はどこか違う。
あんまり感動したんで、後で職場の人に「良い会社ですねぇ」と言ったら、「どこが?」との答え。あまりにも当然だと思っているようなので教えてあげた。「私は前の会社に13年いましたけど、社長の顔を生で見たのなんて一回だけですよ。しかも、マレーシアだかどこかのVIPが来るって言うんでどっかの国みたいに旗持って並ばされて「なますてー」とか叫ぶ列の一員として、通過していく社長を見ただけなんですよ」とね。そしたら、「ふーん、役所ってそうなんだぁ」だって。いや、一応民間会社だったんですけど(汗)
なんとなく勢いで、似たようなネタを継続。実は、今の車に決める前にとっても気になる車があったのだった。それは、スズキのスイフトスポーツ。いかにも走りそうなデザイン、良さそうな試乗記事。でもまぁ、残念ながら個人的な事情により選びにくい。
また、この辺にも興味があった。レギュラーガソリンのくせに圧縮率 10.5 という驚異的なエンジン。こういうところは、さすが国産だなぁと思うのだが、結構価格が高いんで試乗もせずにポンと選べるかと言うと微妙な感じ。多分、良い車なんだろうなとは思うけども。特装車なので納期がかかると言う問題もあったし。結構本気で試乗したい気分が高まったのだが、ベース車の 1.5RS 5MT すら試乗できるディーラーが限られていたし、高速道路なんか当然試乗できないので、乗ってみたいけど機会がないなぁというところで止まっていた。
で、結局のところ、ろくすっぽ試乗もせずにポンと選んでも安心できるということで今の車に決まったのだった。ただ、プラットフォームを共有する 106 については、フランスにいた時に 1000cc 5MT の仕様であちこち長距離ドライブに出かけていたので、素性に対する安心感があったという理由もあるのだけれど。
実際、高速走破性は期待以上だったし、ずっと乗り続けてもお尻が痛くならないシートとかも含め、全体的に満足感が高い。正直、実家のマークXより高速の操縦性や町中の乗り心地は上だと思う。時々警告灯がつくと言うところまでは期待していなかったけども、まぁ想定の範囲内か。
で、こういう安心感が国産小型車にも欲しいなぁと思うのです。たとえばスズキのスイフトの記事を読むと、日本向けはダンパーがフロントにトキコ、リアにカヤバを使っているのに、欧州向けはテネコ(モンロー)と使い分けている。価格はテネコのダンパーの方が高いわけだが、投資に見合う乗り心地が得られるわけで、そういう意味では日本向けは乗り心地を犠牲にして価格を抑えている。さすがにスイフトスポーツは前後テネコだそうだけど。
新車を買っても、何か違うなぁと思いながらバネをかえ、ショックを替え、スタビをつける...それはまぁ楽しい作業ではあるけれど、あまり何度もやる暇も金もないので、次に車を買う時にはレンタカーを利用してじっくり試乗するなどして決めたいと思う。でもレンタカーってあんまり車種のバリエーションが無いんだよなー。はたして某社のラインナップで買いたい車が出て来るのかどうか。頼むよ、某社。
今売っているマガジンXの「ざ総括」で、BMW の現行1/3シリーズである E90がメタ切りにされている。曰く、そこらの日本車よりはまだマシだが、コストダウンが行きすぎているんだそうだ。3シリーズのなかで一番良かったのは E36 (90年製)、ついで E46 (98年製)なんだそうで、極めて高い工作精度で組み付けが行われていたそうな。左右のホイールベースの差が5mmとか、そういうレベルだったんだって。
それに対して、E90 はフロントもリアも外注可能な、どこでも作れる設計になっているそうで、ホイールベースの差が20mm位出ていてもブッシュで吸収できるだろうとのこと。またマルチリンクサスはコンパクトなのでキャビンが広くなり、同じプラットフォームを水平展開するにはもってこいなんだそうだが、動きはいまいちで熟成も難しいとのこと。さすがのBMWも、走りのためにキャビンの広さを犠牲にしたりすることはできなくなって来たのかな。もっとも、同じ記事内で最近のメルセデスは「オペル以下」とばっさりやられていて、今ドイツ車を買うならアウディかポルシェが良いらしい。でも高いよ...一方、同じ「ざ総括」で日本車の乗り心地がいっこうに改善しない問題についても触れられていた。日本車ももっと頑張ってほしいなぁと思う。レガシイとかアクセラあたりは欧州基準なんだそうで、ああいう乗り味を好む人もそれなりにいると思うんだけど。アコードについてはなぜか触れられていなかった。アコードがプジョー相当の乗り味だと言う記事もあるようだけど、真偽の程は不明。
トヨタにも欧州基準でまともに作ったセダン(アヴェンシス)があるけど、価格の問題か、売れてないようだ。£高という要因もあるのだろうけど、安い車にこそ、ああいう足が欲しいんだけどなぁ。ガタガタ道ではそれなりにガタガタ来るとか、ステアの重さが路面のμを伝えるとか、そういう素直な足回りは日本のマーケットには受けないんだろうか。ステアの重さが車速によって変わるなんて言語道断だと思うんだけどなぁ。
事故が多い。富士から静岡が通行止めとのことで、バイパスが渋滞する。それでもなおむちゃな走りをするトラック多数。あー、早く全トラックに 90km/h のリミッターが義務化されないかな。今は4トン以上のみらしいけれど。まぁ、延着で罰金というシステムそのものを見直さなければ、暴走トラックは無くならないかも知れない。こういうの、どこの役所が管轄なのかしらん。労働基準法あたり?
ともあれ、5時間かかって寮に到着。今日も無事故でありがとう。今は沼津で降りてしばらくバイパスを走ることで、夜間早朝割引と深夜割引を組みあわせているのだけど、全区間深夜割引の場合と比べて500円しか変わらないことが判明したので、来週からは事故とかが無い限り下道に降りないことにしようと思った。もう年だからなるべく楽な方がいいし、その方が燃費もよさそうだし。
全然関係ないのだが、どこどこ日記によると、郵貯の政府保証って 2007年10月になくなるんだって。政府保証が継続するのは定額/定期/積み立て/簡易保険だけで、郵貯の普通預金は預金保険に加入することになるんだそうだ。複雑ですなぁ。
慣れないことを言うもんじゃないなと思ったのは、昨日の話。今から前払い 割引を使うのは損。損。損。
ETCマイレージサービスと言うのがあって、払った分にたいしてポイントがたまる。最大で1ポイント8円。50円の支払で1ポイントつくので、割引率は最大で50000円の前払いと同じになる仕組み。ところが、現在これがキャンペーン中で、今年度一杯、ポイント2倍なのである。ということは、25000円分使えば、8000円のおまけがついて来るわけだ。これはお得だなぁ。
というわけで、早速申し込んでみた。往復5000円くらい払う予定だから、5回往復すれば次の1回半がタダになる。よしよし。
ハイカの名残である前払い割引が、年内で終了するらしい( [アナウンス])。 この前払い50000円で58000円分使えると言うのは結構最強だと思うのだが、 終っちゃうんだなぁ。
こちらも登録に時間がかかるので、まだ登録していない方はお早めに。
ついに納車。あれ、何買ったか書いてなかったっけ。まぁ順当に、印象の良かった奴を選択。結局また、この世界に戻って来ちゃったぁ。まぁ趣味だし。仕方ないよね...ちなみに、シトロエン サクソ VTS 1600スーパーという奴。OZホイール、スーパースプリント仕様の足とマフラー。クイックシフト。
で、さっそく400Km弱の距離をドライブしてみた。エンジンは軽く、パワフル。高速では実に安定して走る。ただ、やっぱしこのバネ、ちょっと硬かったかも...というのと、ギア比がえらく峠仕様になっていて、高速巡航は辛い...というのが気になった点。110km/h で 3500rpm も回るって、いまどき考えにくい仕様。これなら6速が欲しかったかもなぁ。
まぁでも、飛ばすと五月蝿いので安全運転にはもってこいかもしれない。マフラーを純正に戻せば、きっと少しは静かになるはず...だけど、まぁこれはこれで味があるし、お金もないのでしばらくはこのままだろうな。
そういえば遂にETCを入れました。あんなに割引メニューがあるんじゃ、入れるしか無いじゃないと言う感じ。まだちょっとこわごわだけど、便利なことは確かですね。