会社のパーティに、幹事の弟さんがリーダーをやっているジャズバンドがやってきた。それほど予算も潤沢でない、たかが1部門の新年会の余興に出るにはモッタイナイ位、上手だった。間違いなくプロだろうと思って、もらったURLをクリックしてみたら...
メジャーデビューしてるじゃん!
そりゃーうまいはずだよ、Blue note にも出演してるくらいだもん。いやー、びっくりした。思わずCD を Buy now! しちゃったよ。皆さんも良かったら応援して上げてください。
最近業界を賑わせることの多い、学生の理系離れ。今日も日経エレの菊池さんがblogっておられる。ずいぶん前から「小学生の理科離れ」というニュースがあったけれども、当時の小学生がいよいよ大学入学の御年頃になっているらしい。
それにしても「エレクトロニクス」という言葉を聞いて「カッコ悪い」と思うというのは、なんだろう。無知から来る断絶、不気味な物からの忌避といったところか。じゃぁ「カッコ良い」のはどんな言葉なんだろう。「投資」とか言わないでくれよ。
今どきの学生は見た目から入るから、業界人は、もうすこしファッションに気を配った方が良いのかも知れない。でもなぁ、僕なんかは、作業服来て徹夜を重ねている姿の方がカッコ良いイメージがあるんだけど、古いのかなぁ。Jobs だって Gates だって、会社立ち上げの頃はものすごい恰好していたけど、そういうの知らないのかしらん。
おりしも、貿易黒字の額がついに中国に抜かれたというニュースが入って来たけれども...努力して稼ぐ、と言うのをもっと奨励しないとまずいよねぇ。税金にたかるとか、右から左へ金を流して手数料をかすめとるとか、そういう連中が結構な給料をもらえる仕組みはおかしいと思うし、そういう業種こそ「カッコ悪い」はずなんだけど。
うちの子ども達はどんな職業を選ぶのかな。あんまり「カッコ悪い」のはやめて欲しいけど。
中国共産党がオンラインゲームを作って若者に配信。テーマは「抗日」だってさ。 ほんと、趣味が悪い。でもまぁ、わざわざヤスクニ行って煽ってる奴を首相に頂く我々には批判する資格もないか。阿呆は阿呆を呼び寄せるんだよ。共鳴するんだ。
無人の農薬散布ヘリだろ。それが、報道によると「科学物質を自動的に散布でき、テロにも利用できる軍事技術」ときたもんだ。恐ろしい。中国には何も売るな、と言う当局の圧力を感じる。
で、これを警察の発表通りに報道する既存メディアって、ほんっとに有害だよな。どこからどうみても、農薬散布ヘリじゃん。そりゃ爆弾も積めるしサリンだって撒けるけどさ。ラジコンタンクだって、その気になれば爆弾積めるし。
まぁ、今後中国との取り引きは一つ一つおかみの顔色を見ながらやる必要があるってことだな。
シャープのドラム式洗濯機(ES-WD741)が、またおかしくなった。エラーばかり出して洗濯がまともにできないのである。買ってからまだ3年ちょい、しかも前回修理してから2年しかたってない代物。前回はダンパー交換、保護回路の閾値調整だったけれど、今回はなんだろう。
しばらく様子を見ていると、やっぱり脱水系でトラブっている模様。しかも今回は排水できんとか言ってるから、排水ポンプがおかしくなった?排水自体はできるようだから、センサ系か?何度も何度も前面から強制排水しているうちに何とか動くようになった。
しかし、「全自動」洗濯機というからには、こんな手間をかけさせる時点でもう失格である。修理を依頼しても良いが、ハードウェアとして、もはやこんな物を家に置いておくことに嫌気がさしたので、リサイクルに出すことにした。シャープは懲りずにドラム式を出しているが、価格コムで「絶対買うな!」とまで言われた欠陥洗濯機 WD741 をきちんとサポートせずにほったらかしている限り、新機種も決して売れないだろう。クチコミの力を軽視しすぎである。少なくとも、私は声を大にしてここに宣言する。「シャープの洗濯機だけは買うな」と。
で、どこを買ったのかと言えば、例によってまた日立。ちょっと腰が引けたので安心の縦型、しかも撹拌機もコンベンショナルな物。こちら。いちおう乾燥もできて、水冷除湿だから部屋にシッケがこもらない。結構高い割りに、最近の洗濯機は10年持たないと言う噂もあるが、頑張って働いてもらうよ。たのんだよ。
お台場のメガウェブで、レクサスに乗って来た。といっても、ショールームで乗り込んだだけで運転はしていない。
実は、結構期待していたのだけれど、激しく裏切られた。運転なんかするまでもなく、これでBMWとかベンツからユーザを奪えるはずが無いと確信した。ブランドだけで車を選ぶ、極わずかな層をだませればマシといったレベル。一体、何をやってるんだ。まじめにやれ。
特に気になったのが、ドライビングポジション。ヨーロピアンスタイルというか、まともにドラポジが取れないのだ。どいつもこいつもAピラーが寝すぎていて額に迫るので、シートバックを倒し、腕を伸ばすことを強要される。で、その時の視界はすこぶる悪い。自分で操縦するなというのか。これは一体なんだと考えた時、一つの仮説に思い至った。
これってもしかして、アメ車?
だとすると、ヨーロッパかぶれの私に合うはずがない。なーんだそういうことか。って、まだ決まったわけじゃないけど。
東京新聞の夕刊に、梅原猛のコラムがある。いつも興味深く読んでいるのだが、今週のタイトルがこれ。昔の哲学者の言葉らしい。
梅原さんは常に手厳しい。今回の「子ども」とは、もちろん時代の指導者たちのことだ。原油が欲しくてイラクに攻め込んだ奴と、その手下としてパフォーマンスだけで衆愚政治を先導している奴の幼稚性が、それぞれ旧世紀の大戦を担ったヒトラーと東条に似ていると喝破する。時代背景も似て来たと、不気味な警告を添えて。
どちらの国も、ものすごい量の借金を抱えていて、既にまともな方法では返せない。かろうじて持ちこたえている今の経済がひっくり返ったら、ごまかしのための戦争を警戒しなくては。仮に日米vs中国としたとき、きっと欧州は高みの見物を決め込むに違いない。疎開するならフランスあたりか。
それにしても、先の大戦経験者で厳しいことを言う人達の高齢化が気になる。シバリョウも既に亡く、梅原さんも80歳を超えている。帝国陸海軍のショボさを身を持って知っている人がいなくなり、ゼロ戦だ大和だと知ったかぶりの若者が増えた時、この国はまた変な方向に向かうのだろうか。
東京出張を入れたので、古巣の人々と飲み会。みんな忙しいのに、集まってもらって久々にまったりできた。ありがとうございます。
で、同期が一人辞めたことを聞く。なんでも、一念発起してアメリカの大学で勉強するんだそうだ。彼女は研究所の中では割と本流にあたるところにいたのだけど、洗脳されることなく、クリアな目を持ち続けていた模様。アッパレである。
我々くらいの年齢で、こういう挑戦をするのは結構勇気が要ることだと思う。蔭ながら応援したい。
TEIJINの広告。女の子がフラ語でひたすらなんか喋ってる広告に目をとめる人も多いと思うけど、先頃から「だけじゃない、TEIJIN!」と叫んだ後に「だけじゃない、カトリーヌ!」と叫ぶのが気になっていた。本場のRの発音、自分の名前だから当り前だが実に綺麗。どうやったらあんなに強く出せるんだろう。ちなみに英語読みするとキャサリンになる。
それはともかく、カトリーヌのDVDがもらえるそうな。いるか?と言われると、かなり不要な気もするが、ちっちゃなパリジェンヌの流麗なフラ語に興味ある方は是非ちぇきら!
うちの会社では、いまが人事査定の季節である。基本的には伝統的な日本企業の給与システムを踏襲しているのだが、微妙に成果主義を組み合わせてあるところが興味深い。
前の会社では、4月に「私はコレコレをやります」と宣言して、10月に「どれくらいできたか」を自己申告して、上司と相談しながら評価を決めることになっていた(少なくとも建前上は...実際には、何をどう書こうが、評価はCで固定だったけど)。チャレンジシートと言う名のその表には、しつこいくらいに「会社業績に対してどう貢献したか」という視点で書けと書いてあった。が、自分でビジネスしてない部署で会社業績云々を語っても寒いだけである。あの表を埋めるのは、人生の無駄感がとっても強くて、苦痛だった。
さて今の会社ではどうか。面白いと思うのは、いかに周囲に影響を与えたか、と言う視点が取り入れられている点だ。どのように主体性を持って、どのような知識経験を使って、何をやったのか。そして、それは周りの仕事をどう変えたか。どれだけの影響を及ぼしたのか。
成果主義をうまく動かすには、評価が肝心だ。そして、その評価は上司が一方的にやるのではなく、職場単位で、相互に評価しあうのが理想である。でも、人数の多い会社でそんなことをやっていたら大変だ。そこで、自分が周りに与えた影響度を申告させて、上司はそれをベースに査定するのである。これなら、結構回りそうじゃないか。良く考えてあるものである。
うちの会社の評価軸は、もう一つ変わった点がある。それは、何らかのテクノロジーやノウハウがあったら、必ず共有されなければならない、と言う物だ。みんなに理解されて初めて、その技術は凄い、と言うことになる。「この技術は俺しかわからない」と言っていると、「あいつが死んだら途絶えるんだな」と思われて、結局その技術は採用されない。仕事の標準化が非常に尊重されていて、自分が異動しても、少なくとも同じ技術レベルが後継者に引き継がれるようにしておかないと怒られる。
つまり、評価される社員とは「他社に無い優れた技術を持ち、それを他の社員に伝道して行く社員」なのである。これは非常に面白い姿勢だと思う。隠していてもためにならないので、とにかく教え合うことにつながっていく。そうすると、人材に厚みが出るし、次のアイディアが集まって来る。自分の特許数ももちろん大事だが、チーム員にどんどんアイディアを与えて、チームとしての生産力を上げて行くことのほうが重要なのだ。
チーム員が常に学び合う職場に、さまざまなバックグラウンドを持った中途社員がわんさといる...今私が働いているのはそんなところである。
ここ1ヵ月程、原因不明のひどい肩こりに悩まされて来た。年末も、首を真横に向けるだけで結構な痛みを覚える状態だったのだが、毎日肩をぐるぐる回す体操をしながら、ナボリンSという肩こりの薬をのむことで、少しずつ軽くなって来た。
これは薬のおかげかなぁと思ったのだが、あまり運転をしないせいかなとも思う。自分では気にしていなかったのだが、やはり片道4時間、350kmのドライブが肩に来ていたのかも知れない。だとすると、腰に来ないのはシートのおかげとして、肩に来るのはなぜなんだろう。
ちょっとドラポジを見直す必要があるかも知れないな...